【ヤクルト】山田哲人が待望の今季1号、336日ぶり弾「いいスイング」 現役3位通算312号、チームは今季116試合目
◆JERAセ・リーグ 広島―ヤクルト(29日・マツダスタジアム)
ヤクルト・山田哲人内野手(34)が29日、広島戦(マツダ)に「4番・一塁」でスタメン出場し、今季7試合目の出場で、今季初本塁打を放った。3―0の5回1死走者なしで2番手右腕・岡本から中堅左に1号ソロをたたき込んだ。山田の本塁打は昨年9月27日の広島戦(神宮)以来336日ぶりだ。
2ストライクと追い込まれてから3球目の149キロを捉えた山田は「打ったのはストレートです。追い込まれていましたが、いいスイングができました。追加点を取ることができてよかったです」とうなずいた。
8月29日。チームは今季116試合目を迎えて、山田にようやく待望の1号が出た。14年から昨季まで12年連続で2ケタ本塁打を放っていたが、今季はキャンプ中に「左内腹斜筋肉離れ」で離脱。さらに6月には2軍での出場を始めたが、左太もも裏の張りで再びリハビリ生活に入った。
22日の中日戦(バンテリンD)で初昇格。「一戦一戦が大事になってくる。そこでしっかり勝てるかどうかが大事になってくると思うんで、チームに流れとか勢いとかを持ってこられるように頑張っていきたい」と決意を口にしていた。25日の巨人戦(神宮)では復帰3試合、5打席目で初安打も放った。
15年には38発で本塁打王にも輝いた実績も持つ山田。プロ通算312号で、現役では中村剛也(西武)の482本、浅村栄斗(楽天)の315本に次ぐ3位だ。今季もようやく出たアーチとなった。
池山監督もこの日の試合前には山田の状態についてまだ万全ではないことを強調し「満身創痍(そうい)。(試合に)使うときは状態を見ながら。やっぱりあれだけの歓声をもらえる選手はそういないので、あとは結果で応えていくしかないと思っている。これから勝ちに貢献できるような一振り、一打を期待したいと思っている。状態を確認しながら。今日の(トレーナーらからの)報告も『多少張りは出てきている』ということだったけど、当然のこと。練習とは違う筋肉を動かしたり、張りとか。試合でケガしたら仕方ないと思って送り出している」と現状を説明しながら、期待を込めていた。
ヤクルトは前日28日の広島戦(マツダ)で奥川恭伸投手(25)が8回1失点で7勝目をつかみ、連敗が「6」でストップ。セ・リーグ4位で、28日終了時点では3位のDeNAとは1・5ゲーム差、5、6位の中日、広島とは2・0ゲーム差となった。
◆山田 哲人(やまだ・てつと)1992年7月16日、兵庫・豊岡市生まれ。34歳。履正社から10年ドラフト1位でヤクルト入団。15、16、18年にトリプルスリー。17、23年のWBC、21年の東京五輪日本代表。MVP1度(15年)、本塁打王1度(15年)、盗塁王3度(15、16、18年)、最多安打1度、ベストナイン6度(14〜16、18、19、21年)。181センチ、81キロ。右投右打。
