【みらい・安野貴博党首に密着】“自分の意思が政治に反映されている”と実感できる社会に…AI政治の“課題と理想” 国会では「1000点満点中で50点くらい」
金曜特集、誰かの1日を見つめる「365分の1」です。今回は、AIを使った新たな政治を目指す、チームみらいの安野貴博党首です。初めての党大会に密着すると、見えてきたのは、課題と理想のはざまに立つチームみらいの“現在地”でした。
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チームみらいの安野貴博党首、35歳。去年の参議院選挙で国会議員になり、衆議院選挙でも議席を増やしました。結党から1年あまり。初の党大会に臨む安野党首に密着。国会での課題と目指す理想から、チームみらいの“現在地”が見えてきました。
■初の党大会に向けた意気込みは…

記者
「おはようございます、よろしくお願いします!」
安野党首
「お願いします」
──朝ごはん食べました?
安野党首
「食べてきてないです。寝坊したからです。7時半に起きる予定で起きたが、まあいっかと思って、また寝まして」
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初の党大会に向けた意気込みは。
安野党首
「『デジタル民主主義』を実践したいなと思っているので、党として目指す方向性をしっかりと党大会の場でも実装したい」
AIを使って多くの声を集め、政策にいかす政治へ──。
安野党首
「朝ごはん買いに行きます」
店に向かいながら注文したのは…。
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安野党首
「カプチーノのリストレットショット・ホットとシュガードーナツ1つ」
──暑くなってきたけどいつもホット?
安野党首
「ホットの方が気合が入りませんか、朝」
本番までおよそ3時間。
安野党首
「最後まで頑張っていきましょう。よろしくお願いします!」
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党大会で最も力を入れていたのは、チームみらいが国会で提案している、“新しい投票システム”です。
安野党首
「体験した人が増えることによって、選挙制度改革をこういうふうにした方がいいんじゃないかと体感できる人の数も増える」
受け付けが始まると、党員が続々と会場へ。
■「AI時代の民主主義を実際に実現したい」

安野党首
「こんにちは! 『チームみらいサミット2026』 お越しいただきまして誠にありがとうございます!」
党の予算や活動計画などを説明します。
中でも強く訴えたのは…
安野党首
「AI時代の民主主義を実際に実現したい。右でも左でもなく未来、まだ見つけられていない選択肢をみんなで作る政治にいく」
AIを使って“自分の意思が政治に反映されている”と実感できる社会に。そのための“新しい投票システム”をいよいよ党員に体験してもらいます。
安野党首
「ちゃんと動くといいですけど」
──自信のほどは?
安野党首
「緊張してきましたね」
■みらいが提案する投票法「RCV」とは?

チームみらいの公式グッズを決める投票、そのやり方とは。
安野党首
「チームみらいが次の選挙のやり方として提案している『RCV=優先順位付け投票』をこの場で行ってみたいと思います」
RCVとは「1位、2位…」と順位をつけて投票する方法。
安野党首
「推しが1位になれなかったとしても、自分の票が“死票”にならないという、そういったものでございます」
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参加者は、ボールペンやパーカーなど、8つのグッズに順位をつけて投票します。
順位が発表されますが――。
安野党首
「缶バッジが今回1番票数が少ないので、缶バッジはここで脱落となります。残念。残念ですが、缶バッジに投票した皆さんも…。いま缶バッジに投票した方の第2位の票が移動しました」
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1位に選んだグッズが脱落しても、第2希望に票が移り、1つに絞り込まれていきます。
安野党首
「最後どっちだ?これどっちもありますね。おおおお!…ということで、日本で初めてのRCVの勝者はボールペンになりました!」
安野党首
「1位票だけだと19%の人の意見しか反映されないんですよね、今回の場合。RCVだと47%の人の意見が反映されたということで“死票”がすごく少なくなった」
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RCVを利用し、選挙制度を変えることなどを訴えますが、国会の中では12議席の小規模政党です。
チームみらい 党員
「これからが正念場だと思っていて、政策ごとの判断が必要になってくる」
■国会での対応は「1000点満点中で50点くらい」

政策ごとに与党に協力する姿勢に「高市政権に利用されている」と批判されることも。国会での対応をこう振り返りました。
安野党首
「(今国会は)50点くらいです。50点というのは1000点満点中で50点くらい。我々が目指している『デジタル民主主義』の理想からすると、やり始めていることはあるが、できていることはまだまだ少ない」
■目指す“未来”…1億2000万人で熟議ができるプラットフォーム

ただ、目標は「党勢拡大」ではない、といいます。
安野党首
「来年統一地方選がありますが、議席数を短期的に最大化することは、あえて目指さない」
みらいが目指す“未来”へどう進んでいくのか。
安野党首
「合理的な判断・道理に基づいたものを主張していくというのは、政局的なことにとらわれなくても、我々の案を前に進めるための1つのやり方なんじゃないか。1億2000万人で熟議ができる、議論をしながら物事を決められるようなプラットフォーム作りをしたい」
