テレビ金沢NEWS

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石川県内では27日朝、線状降水帯が発生し、レベル5緊急安全確保に相当する大雨特別警報が一時、発表されていました。雨は一時、小康状態となっていますが、28日昼ごろまで大雨に警戒が必要です。

車の窓ガラスに激しく打ち付ける雨。

羽咋市内では、茶色く濁った水が押し寄せ多くの車が水没。駅前の地下道には勢いよく水が流れ込み… その周辺では、大人の足首を超える高さまで浸水しているのが分かります。

■テレビ金沢・平本 駿介 記者:
「あちらを見ますと、大雨の影響で道路が陥没し、岩肌がむき出しとなっています」

羽咋市では道路が陥没。市内では午前6時半までの1時間に82ミリの雨を観測したほか、午後5時までの24時間雨量が342.5ミリと、いずれも観測史上最大となりました。

■テレビ金沢・中田 智輝 記者:
「あちらの道路を見てみますと、大雨の影響で茶色く濁った水で冠水してしまっています。その影響であちらの黒い車も動かせない状態となっています」」

宝達志水町でも24時間に264.5ミリの雨が降り、観測史上最大となりました。

■宝達志水町の住民:
「用水が流れているからあふれて、そっちの方が水浸し。こんなの初めて、びっくりした」

この大雨をもたらしたのが、石川県内で相次いで発生した線状降水帯。非常に激しい雨が同じ場所で降り続きました。

この雨により、気象庁は羽咋市・志賀町・宝達志水町・中能登町に5段階のレベルのうち、最も危険性が高いレベル5大雨特別警報を一時、発表しました。

現在は、七尾市・羽咋市・志賀町・宝達志水町・中能登町・かほく市・津幡町にレベル4の土砂災害危険警報。能登南部にレベル3の大雨警報が出されています。

羽咋市、志賀町、宝達志水町では5地区約270世帯が、倒木で道路が寸断されるなどして孤立しました。

■志賀町からきた親族:
「親族が閉じ込められて食料を渡しに来ました。上まで水が来てて、玄関も水圧で聞かない状況と言ってました。小さい子もいるし心配ですね」

■NNN・森田 愛梨 記者:
「水没して動けなくなった車が運ばれていきます」

石川県内では羽咋市の飯山川など10河川が氾濫。床上浸水の被害はわかっているだけで約80件にのぼります。

■羽咋市の住民:
「今までにない。とにかく下にある大事なもの濡れないように」
「夜寝てたら、じゃぶんと音がしたんです。もう川、泥水です。泥の水が流れてました。ここまできてたんじゃないですかね。全部、居間やら仏間やらだめです」

こちらの納屋には農機具などが保管されていましたが、浸水する被害にあったということです。

■羽咋市の住民:
「この辺、もう(水が)行って、30センチぐらいかな。(農機が)果たして次の作業で使えるかどうか、ちょっとわからない状態」

石川県内では、27日正午時点で約600人が避難所に身を寄せました。

■宝達志水町の避難者:
「すごい雨で家にいても心配なので、ここに逃げてきました。もういい加減やめてほしい、雨も」

現在も羽咋市・志賀町・内灘町・七尾市・かほく市・津幡町・小松市・加賀市の一部地域に避難指示が出ています。

石川県内は28夕方にかけて大気の状態が非常に不安定となり、警報級の大雨となる地域が拡大する可能性があります。

最新の気象情報や自治体の防災情報を確認し、不要不急の外出を控えるよう呼び掛けています。