公文書2万枚持ち帰り、裏面に町のコピー機で「図書館で借りた小説」コピー…教育委員会主査を懲戒免職
公文書2万枚を無断で持ち出したとして、静岡県長泉町は25日、町教育委員会の女性主査(57)を懲戒免職としたと発表した。
処分は20日付。
発表によると、女性主査は5年以上にわたり、廃棄対象となった町の公文書計約2万枚を無断で自宅に持ち帰り、保管していた。うち1万2000枚の裏面に町のコピー機を利用して、図書館で借りた小説をコピーしていた。文書の中には、町の決裁文書や町民の個人情報が含まれていたが、現時点で情報の流出は確認されていない。また、女性主査は通勤手段の変更に関する書類の提出を怠り、通勤手当(3年11か月分)計約9万4000円を不正に受給していた。
町のシステムへ不正にアクセスしたとして、裾野署が昨年11月、私電磁的記録不正作出・同供用と不正アクセス禁止法違反の疑いで女性主査を書類送検。同署員が女性主査宅を捜索し、公文書の持ち出し行為が発覚した。
町は上司の担当部長や課長ら5人について、同日付で口頭注意とした。
池田修町長は「町の信頼を著しく損なう行為があったことを深くおわび申し上げる」と陳謝した。
