「監督はマジシャンじゃない」オリックスの迷走期から紐解く、シーズン途中の監督交代が意味をなさないワケ
小林至氏が自身のYouTubeチャンネルで「【オリックス迷走期】シーズン途中の監督交代劇/解任は誰の責任?/MLB流の体制で黄金期へ【小林至のマネーボール】」を公開した。動画では、かつてのオリックス・バファローズの低迷期を事例に、シーズン途中の監督交代がチームにもたらす影響や、組織としてのノウハウ蓄積の重要性について提言を行っている。
小林氏はまず、監督交代によるシーズンの勝利数の変化は「MAXで3勝」というデータを示しつつ、「監督はマジシャンじゃない。野球をやるのは選手だから」と指摘。劇的な成績向上は見込めないにもかかわらず、ファンやオーナーからの「何かを変えろ」というプレッシャーにより、責任の所在を明確にするための「カンフル剤」として監督交代が行われると説明した。さらにMLBでは、監督は「クビになるために雇われる」と言われ、1シーズン平均4人が途中解任されるという厳しい現実にも触れた。
また、頻繁な監督交代に伴いコーチ陣が一新される現状に対し、「失敗も成功も、それが次の糧になる」として、ノウハウが蓄積されないことを最大の問題点として挙げた。かつてのオリックスでは、2004年の球界再編以降、テリー・コリンズ監督から大石大二郎監督へ、岡田彰布監督から森脇浩司監督へなど、幾度もシーズン途中の交代劇が繰り返された。小林氏は、弱いチームは「監督にお任せ」で、結果が出ないと全否定してすげ替える傾向があると分析している。
しかし、オリックスが近年強さを取り戻したのは、2019年に福良淳一氏がGMに就任し、中嶋聡前監督とタッグを組んでからだと語る。編成と現場の職域を明確に区分けする「MLB流」の体制が確立されたことで、強い組織作りに成功したと評価した。最後に小林氏は、監督の「休養」という言葉について「休ませるための言葉ではなく、球団が解任の痛みを契約と広報と現場オペレーションで分散させるための方便」と断言し、プロ野球の現場におけるリアルな実態を突いて動画を締めくくった。
小林氏はまず、監督交代によるシーズンの勝利数の変化は「MAXで3勝」というデータを示しつつ、「監督はマジシャンじゃない。野球をやるのは選手だから」と指摘。劇的な成績向上は見込めないにもかかわらず、ファンやオーナーからの「何かを変えろ」というプレッシャーにより、責任の所在を明確にするための「カンフル剤」として監督交代が行われると説明した。さらにMLBでは、監督は「クビになるために雇われる」と言われ、1シーズン平均4人が途中解任されるという厳しい現実にも触れた。
また、頻繁な監督交代に伴いコーチ陣が一新される現状に対し、「失敗も成功も、それが次の糧になる」として、ノウハウが蓄積されないことを最大の問題点として挙げた。かつてのオリックスでは、2004年の球界再編以降、テリー・コリンズ監督から大石大二郎監督へ、岡田彰布監督から森脇浩司監督へなど、幾度もシーズン途中の交代劇が繰り返された。小林氏は、弱いチームは「監督にお任せ」で、結果が出ないと全否定してすげ替える傾向があると分析している。
しかし、オリックスが近年強さを取り戻したのは、2019年に福良淳一氏がGMに就任し、中嶋聡前監督とタッグを組んでからだと語る。編成と現場の職域を明確に区分けする「MLB流」の体制が確立されたことで、強い組織作りに成功したと評価した。最後に小林氏は、監督の「休養」という言葉について「休ませるための言葉ではなく、球団が解任の痛みを契約と広報と現場オペレーションで分散させるための方便」と断言し、プロ野球の現場におけるリアルな実態を突いて動画を締めくくった。
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