亡き横山やすしさんの長男・木村一八(2016年撮影)

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 俳優の木村一八(かずや・56)が、奥さんから三くだり半を突き付けられた。そう、無頼と型破りで鳴らした漫才師、亡き横山やすしさんの長男だ。幸せなはずである夫婦生活は、しかし、結婚早々に破綻していたというのである。

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 木村は3年前、人に紹介されて出会った女性会社員、12歳年下のAさんに一目ぼれ。毎日のように電話するなど猛烈なアプローチの末、一昨年1月に入籍した。が、

「二人はすでに離婚の話し合いをしてるんですよ」

 と、知人が明かす。

結婚以来ずっと別居

「そもそも一八さんは自分の拠点から移りたくないと言い、夫婦はこれまでずっと別居状態。同居のための家をAさんが探しても、彼が“やっぱりナシで”などと言うからです」(前出の知人)

 週末ばかりは一緒に過ごすこともあったものの、

「彼は酒癖が悪くて。例えば“テレビの音量を下げて”とAさんが言うと、酔った彼は“うるせぇ”と怒鳴る。あるときは“明日仕事で早いから”と伝えたら、“会社で働いているからって偉ぶるんじゃねぇ”とも言われたとか。注意されて機嫌を損ねると彼は口も利かなくなり、Aさんがしばらく無視されることも度々。交際中は優しかった彼への気持ちがやがて、少しずつ冷めていったのです」(同)

 木村は14歳で芸能界デビューした2年後の1985年、ドラマ「毎度おさわがせします」で主役を張り、中山美穂と共演。アイドル的な人気を博すも、88年と95年に暴力事件で逮捕された“お騒がせ”でもある。

亡き横山やすしさんの長男・木村一八(2016年撮影)

携帯には「100万円を返してよ」

 女優の飯島直子や歌手の藤あや子らと浮名を流した芸能界きってのモテ男に、女性問題はなかった?

「Aさんは、彼から“浮気が心配なら見てもいい”と言われていたため、一度だけ彼の携帯をのぞいたことがありました。すると、どこかの女性から届いた『100万円を返してよ』とのメッセージが。Aさんは“お金ないのかな……”と心配そうにしていました」(前出の知人)

 さまざまな“伝説”で知られた父も顔負けの荒ぶる魂は、どうやら伴侶を得ても変わらなかったようなのだ。

結婚ってのは……」

 決定的だったのは、Aさんの親族とのトラブルだ。一昨年5月、彼女の祖母の米寿を祝う席でのこと。

「一八さんが、初めて会った親族の男性と話していたところ、酒に酔った勢いからささいなことで口論になり、そのうち怒鳴り始めてしまったんです」(前出の知人)

 Aさんが止めに入ると、

「一八さんから“お前はオレの味方をしろ!”と言われて。祖母が驚いて泣き出したものだから、Aさんだって祝いの席をブチ壊した彼の肩は持てないじゃないですか。すると一八さんは“そんなの嫁じゃねぇ、離婚するぞ!”と言い放ち、その場から飛び出していったそうです」(同)

 これを機に、夫婦関係は一層冷え込んだ。会う回数も次第に減り、昨年は数回、今年は1回も会っておらず、

「Aさんがついに離婚を切り出したわけです」(同)

 事実確認のためAさんに電話したところ、

「一つだけ言えるのは、彼には幸せになってほしいと思っていること。私とでは難しかったのですけれど」

一方の木村は……

 一方の木村は何と言うか。8月中旬、都内の住まいから出てきた本人に問うと、

「喋るわけがねぇだろうが。男を安く扱うんじゃねぇ」

 と、荒ぶる顔をのぞかせたが、一連の経緯について質問を続けると複雑な表情を浮かべながら、言葉少なにこう語った。

「一度でもほれた女がそう言うのなら、それが全て真実だ。それでいい。しかし、結婚ってのは予測不能だよ。ホントにさ……」

 横山やすしさんが世を去って30年。さすがの豪放なやっさんも草葉の陰から、溺愛した息子に気をもんでいるに違いない。

「週刊新潮」2026年8月27日号 掲載