「ありがとう」 断水した熊本・八代市で地震翌日から約1か月 児童養護施設のシャワー無料開放が終了
熊本地震で断水の影響が続いている八代市で、児童養護施設が近隣住民に行っていたシャワーの無料開放が25日で終了しました。
(利用者)
「明日から復活で、今まで断水。さっぱりした」
(利用者)
「やっと水が来たんですけど、ガスがきてないので、きょうも入らせてもらいました」
25日、住民が訪れていたのは、児童養護施設・八代ナザレ園です。ナザレ園では、地震の2時間後にはライフラインが復旧したため、翌日から毎日、近隣住民にシャワーを無料で開放していました。
「利用時間は15分という短い時間ですけど、(当初は)4時間、5時間待ちでした」
8月上旬までは24時間、利用者が絶えない状況だったといいます。約1か月続けたシャワーの提供。水道の復旧が進んでいることや、新学期が始まることから、25日で終了しました。
(八代ナザレ園 鎌田隆裕施設長)
「皆さん、『ありがとう、気持ちよかったよ』とお声がけいただきました。シャワーの提供だけで、これだけ多くの方に喜んでもらえるんだなと実感しました」
「支援される側からする側に」という思いで入浴支援を続けてきた八代ナザレ園。
入り口には先日、壁画が飾られました。
入所する子どもたちが、シャワールームや日本製紙八代工場の被災した煙突を描いたものです。
支え合った記憶を見つめながら。園は今後も形を変えて支援を続けたいとしています。
【スタジオ】
八代市は26日、市内の上水道の復旧が完了した発表しました。一方、宇城市と氷川町のあわせて270戸では断水が続いています。
国交省は26日、被災した家の配管修繕に対応するコールセンターを開設しました。対象は八代市、宇城市、氷川町の上水道を使用している人です。
フリーダイヤル0120-275-557(受付時間 午前9時~午後5時)
熊本県は、8月末までの断水解消を目指しています。一方で、井戸水が使用できなくなっている世帯はまだ復旧の見通しは立っていません。
