どれだけ条件が良くても、最初のデートで「ダサい」「エスコートが下手」と感じてお断りしてしまう女性は多い。しかし、18歳から10年間アプリ婚活を続けてきた「りもこん」氏は、初デートで挙動不審だった40代経営者の夫を切り捨てることなく、出会いからわずか半年で結婚まで駆け抜けた。


 連載第2回となる本稿では、アプリでの出会いから初デートでの驚きのギャップ、そして数々のハイスペ男性と付き合っても結婚できなかった過去の失敗から学んだ「お相手の育て方」と「納期切り婚活術」の全貌を語っていただく。短期連載全3回の第2回。


アプリでの丁寧なメッセージと、遠距離での電話重ね


 現在の夫と出会ったのは2023年の年末です。マッチングアプリで夫の方から「いいね」をいただき、マッチングしたのがきっかけでした。その後LINEを交換し、メッセージや通話のやり取りを重ねるようになりました。


 アプリ上での最初の印象は、長文のメッセージをくれて「すごく丁寧で優しい男性だな」というものでした。当時彼は40代半ばでしたが、いわゆる「おじさん構文」のような変な文章もなく、20代だった私ともスムーズにやりとりができており、「いいおじさんだな」と思っていました。


 当時、私は地方に住んでおり、夫は東京に住んでいたため遠距離でした。なかなかすぐには会えない環境だったので、会う前に長時間電話で話すことが多かったです。


 その後、初めて会った時のギャップで言えば、顔つきや姿勢が若々しく、とても40代半ばには見えないなという印象でした。

初デートで見えた「超不器用な挙動」とドン引きしなかった理由


 ただ、初デートの時は、あまりにも女性をエスコートすることに不慣れなんだろうなという「不器用な挙動」が目立ちました。


 例えば、お店のドアを開ける時にサッと押さえればいいものを、なぜか自分の周りをぐるぐる回ってみたり、私を先に通さなければいけないのに自分が邪魔な動線に立っていて私が通れなくなったり(笑)。さらに距離感も独特で、普通は横並びや斜めに向き合って話すような場面で、ど正面にドーンと立たれたりしました。ちょっとよく分からない行動が多くて面白かったです。


 私自身がもともと「年上好き」…いわゆる「おじ専」で、「ダサい男性でも中身で選ぶぞ」というスタンスだったから笑っていられましたが、そうでない普通のの女性ならドン引きして終わっていたんじゃないかと思います。


 ちなみに、よく「おじ専になったきっかけ」を聞かれますが、学生時代から年上好きで、自分が年齢を重ねるにつれてお相手の年齢も自然と上がってしまったという経緯があります。