オリックス 崩れた「隙のない野球」 自力でのCS進出消滅も岸田監督「一戦一戦やるしか…」
◇パ・リーグ オリックス1―5楽天(2026年8月25日 京セラドーム大阪)
オリックスが今季115試合目で、自力でのCS進出の可能性が消えた。試合前時点でリーグトップの勝率を誇るホーム球場で痛恨の3連敗を喫し、今季ワーストタイの借金3に膨れた。厳しい現状に、岸田監督は語気を強めた。
「この現状からは逃げられませんからね。一戦一戦やるしかありませんから」
5回まで無失点投球だった九里が、6回に暗転した。長打2本に3四球が絡んで一挙4失点。9敗目を喫し「抑えることができず、申し訳ないという言葉しかありません」と言葉を振り絞った右腕に、指揮官は「ちょっと四球から引いてしまったところはあったのかな」と指摘した。
打線も初回に先頭の宗、来田の連続三塁打であっさり先制しながら、終わってみればこの1点にとどまり、楽天の新人右腕・伊藤樹にプロ初勝利を献上。6回2死一塁では一塁走者・野口が3ボールからけん制死するなど、指揮官が就任当初から追求してきた「隙のない野球」にほころびが見られた。
「やることは変わらないですよ。きょうの負けは痛いですけども、言ってもいられないので」と指揮官。宮城、山下、森友ら投打の柱がそろって離脱中と苦境は続くが、このまま黙って終わるわけにはいかない。 (阪井 日向)

