感謝状を受け取る光陵高校バスケ部の生徒=18日、保土ケ谷署

 道に迷っていた高齢男性を保護し、警察官を呼んで助けたとして、神奈川県警保土ケ谷署は県立光陵高校(横浜市保土ケ谷区)の1年生5人に感謝状を贈った。5人はバスケットボール部の練習を終えた帰り道で、チームワークを生かした連携プレーが光った。

 感謝状を受け取ったのは、松尾優成さん(16)と、いずれも15歳の岩崎史旺さん、佐久間悠介さん、深沢崇志さん、楊弘宇さん。

 署によると、5人は7月12日午後2時ごろ、帰宅途中に通りかかった同区狩場町のバス停付近で、80代の男性に「横浜方面へ行きたい」と声をかけられた。バスに乗るにも所持金がない様子で、自宅の住所を尋ねても明確な返答がなかったことから、強い違和感を覚えたという。

 5人は男性を1人にできないと判断し、3人を残して2人が最寄りの交番へ警察官を呼びに行った。駆け付けた警察官により、男性は無事に保護された。

 この日は同区内でも最高気温が30度に迫る夏日だったが、男性の体調に異常は見られず、その後帰宅できたという。

 松尾さんは「困っている人を助けられてよかった。これからも人助けができる自分でいたい」と笑顔を見せ、佐々木卓栄署長は「交番まで連れて行ってくれた優しさがありがたい」と感謝を伝えた。