「今期が最後と考えていた」4期16年 高島市長が5期目の不出馬を表明 11月の福岡市長選どうなる
SNSでことし11月の福岡市長選挙に出馬しないと表明した高島市長が、一夜明けた24日、定例会見でその理由を語りました。
その表明は23日午後10時半すぎ、突然のことでした。
『大切なご報告があります。自分で決めて次の世代に襷(たすき)を渡すことにしました。』
■街の人
「めちゃくちゃビックリした。まだまだ今からだろうと思っていたけれど。」
「ずっと見慣れていたので、急に出ないとなったのは衝撃ですね。」
SNSでの突然の「不出馬表明」から一夜明け、次の市長選挙に立候補しない理由を自らの口で語りました。
■福岡市・高島市長
「私は次の市長選挙には立候補いたしません。人も組織も変わり続けていく。市役所という組織にとっても、福岡市という街にとっても健全だと思います。」
2010年、36歳で民放のアナウンサーから転身した高島市長。
■高島市長(当時36)
「すっごいイメージが湧いてきた。」
自らが事業化を正式決定し推進した地下鉄七隈線の延伸は、2016年の大規模な陥没事故で当初の予定から2年遅れましたが、2023年に完成しました。
「天神ビッグバン」や「博多コネクティッド」など、福岡市中心部の再開発事業も押し進めてきました。
再開発の“後半戦”も始まり、今後も自らが進めていきたい考え方もあったとする一方、長期運営への懸念を決断の理由の一つとして挙げました。
■高島市長
「街のためにもう一期するかという決断もあるのでしょうが。でもこれは街のためと言いながら、いつの間にか、それが権力への執着、これは本当に紙一重で、本人は街のために俺がいなきゃできないと思うかもしれないけれど、それはいつの間にか権力への執着に変わってしまうという。私はそうなる前に、自分の身を引きたいと思っています。」
4期目が始まった時から、今期が最後と考えていたという高島市長。
23日に投稿したSNSの文章は半年ほど前から書き始め、修正を繰り返してきたと話します。
これまで進退についての明言を避けていた中、このタイミングでの発表となった理由については。
■高島市長
「現時点で、告示まで3か月を切っている状況なのですが、私が不出馬を伝えることによって、次にリーダーになりたい方が出やすい環境を少しでもつくれるのであればと思って。」
突然の表明に、ある福岡市の市議会議員は。
『ともに歩んできたので残念で寂しい。』
その一方で。
『次の市長次第で、政策の継続性がどうなるのか。』
懸念の声も上がりました。
市民からは。
■街の人
「割と仕事が早かったし、しかも若いでしょ。辞めなくてもいいのかなとは、ちょっと思っていましたが。」
「新しい方になって、市政を変えられた方が良いんじゃないですかね。」
任期満了の12月6日まで走り抜くと話した高島市長。
今後、国政選挙や福岡県知事選などへ出馬する意向があるのか問われると。
■高島市長
「現時点では何も決めてもいませんし、12月終わるまでは、この職責・職務をしっかり果たすべく集中したいと思います。」
「決めていない」と話しました。
福岡市長選挙は、11月1日告示、15日投開票です。現時点で立候補を表明している人はいません。
高島市長の不出馬宣言で、市長選をめぐる動きは活発化するのでしょうか。
