40代女性が2年がかりの“SNS断ち”で得た思わぬ効果「濃くて意味のある人間関係と、必要な出会いだけが残った」
◆「SNS疲れ」が社会問題化
1億総SNS社会化で近年、「SNS疲れ」が社会問題化している。人と“繫がりすぎる”ことがストレスにもなり得るのだ。ではSNSじまいをすると、生活はどう変わるのか? 自らの体験を明かしてくれたのは、デザイナーの松原ゆーこ氏だ。
◆「うんこまみれ」の自らの生活を悔いて決意
そんな生活に終止符を打つきっかけとなったのは、親友のアカウント削除だった。「うんこまみれ」の自らの生活を悔い、SNSじまいを決意した。
「最初は徐々に表示量を減らしていったんですが、完全に絶たないと意味がないと気づいて。一番キツかったのは『日課を変える』ステップ。やめようとしてはまた開いて、行ったり来たりの繰り返しが一番しんどかった」
◆完全にやめることができたのは…
完全にやめることができたのは、SNSじまいを決意してから2年後のことだった。
「やめて気づいたのは、SNSを見すぎていた時期は『自分の考えがなくなっていた』ということ。それに個人事業主としての窓口を絶つことに不安もありましたが、濃くて意味のある人間関係と、必要な出会いだけが残ったので、大きな支障はなかったです」
◆SNSじまいができたことで生活全般が変わった
SNSじまいができたことで勢いがつき、部屋の持ち物の整理・小麦断ちなど生活全般が変わった。
「SNSをはじめとした『生活に不要なものをやめる』習慣ができてから、本来なら更年期障害に悩まされる世代のはずなのに、痩せたり体調が良くなったりといいことずくめです」
最後に松原氏は「やめてよかったって、SNSでは発信できないじゃないですか。だからなかなか人に伝える機会がなくて(笑)」と微笑んだ。
【デザイナー・起業家 松原ゆーこ氏】
仙台市生まれ。’11年、ペット関連の事業で起業。現在は電子書籍の出版、またデザイナーとして主に本の表紙デザインを手がける
※2026年9月2日号より
取材・文/週刊SPA!編集部
―[不幸にならない[やめどき]の正解]―

