国民民主党の代表選が告示され、記者会見に臨む玉木代表(右)と橋本幹彦政調副会長(22日、東京都港区で)=伊藤紘二撮影

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 国民民主党代表選が22日告示され、立候補した玉木代表(57)と橋本幹彦政調副会長(30)による論戦が始まった。

 長く党を率いる玉木氏に橋本氏が挑む一騎打ちの構図で、高市政権との距離感や党運営のあり方などが争点となる。新代表は9月6日の臨時党大会で選出される。(高田彬、中尾敏宏)

 玉木、橋本両氏はこの日、東京都内で討論会や共同記者会見などに臨み、高市政権のもとで連立与党入りを目指すかどうかなどを巡り議論を行った。

 玉木氏は会見で「(次の任期となる)3年間は徹底的に党勢を拡大する『政権準備期間』と位置付ける。2年後の参院選で(参院)野党第1党を目指す」と強調した。橋本氏は「今は連立入りするべきではない。連立に入れば、(与党に)のみ込まれる」と指摘し、「自民党に代わる政権政党を目指す」と訴えた。

 代表選では、これまで掲げてきた「対決より解決」路線についても論戦が展開される見通しだ。国民民主は政府・与党との交渉を通じ、所得税の非課税枠「年収の壁」の見直しなどを実現してきた。

 玉木氏はこれまでの路線を「基本的には貫く」立場で、「問題点を厳しく見定め、解決策を示していく必要性が増している」と指摘する。橋本氏は「さらに先に行くため、『解決のための対決』をしていく政党にならなければいけない」と主張している。

 代表選への立候補には国会議員と地方議員各8人以上の推薦人が必要となるが、推薦人集めでも両氏の色が見られた。

 玉木氏は、党幹部や同党が支援を受ける連合傘下の産業別労働組合の組織内議員らを主体に、国会議員と地方議員それぞれ20人を集めた。一方、橋本氏は若手議員や所属する党埼玉県連の議員らを中心に、各8人を確保した。「玉木党」とも呼ばれる中で、橋本氏がどの程度の支持を集められるかにも注目が集まる。

 代表選は玉木氏の任期満了に伴うもので、合計159ポイントで争われる。国会議員53人に1人1ポイントが付与され、地方議員(386人)と党員・サポーター(4万5155人)には53ポイントずつが配分される。