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 ◇女子ゴルフツアーCATレディース第2日(2026年8月22日 神奈川県 大根CC(6657ヤード、パー72))

 13位から出た吉田鈴(りん、22=大東建託)が8バーディー、2ボギーでツアー自己最少に並ぶ66で回り、通算9アンダーの首位に浮上、6月のヨネックス・レディース以来の2勝目に王手をかけた。米女子ツアーで戦う姉・優利(26)も今週は2日目を終えて2位に順位を上げ、日米両ツアーで姉妹同時優勝の快挙が見えてきた。昨季年間女王の佐久間朱莉(23=大東建託)もトップに並んだ。

 吉田鈴がリーダーボードを駆け上がった。この日ベストに並ぶ66の猛チャージで、ツアー初優勝を飾ったヨネックス・レディース以来2カ月半ぶりにトップに立った。

 「最近はパットのラインが読めていないことが多かったけど、今日はイメージと実際が合っていた」

 1、3、4番と2〜3メートルのスライスラインを沈めて序盤で感覚をつかむと、ベタピンにつけた18番まで8バーディー。合計24パットにまとめ、グリーンの速さを示すスティンプメーターで12フィート以上を記録したツアーでも屈指の高速グリーンを攻略した。

 米ツアーで戦う姉・優利も今週は7試合ぶりに予選通過し、2位に順位を上げた。この日朝、成績を確認し、早速「いい感じだね」とLINEでメッセージを送信。優利からは「たまにはね」と返信があった。

 姉のことはゴルファーとしてリスペクトする。7月には帰国した姉と一緒に食事にも出かけた。「アメリカでいろんなストレスを抱えていると思うので」と気遣い、会話では聞き役に回った。姉からは初優勝のお祝いに一眼レフのカメラプレゼントされ「高いんだけど、欲しかったのでうれしかった」と屈託なく笑った。

 姉妹が同じ週に日米両ツアーで優勝すれば日本勢初の快挙となる。姉の活躍に刺激を受ける吉田鈴は「(優利が)久しぶりにいい感じだと思うので、2人とも良ければ本当にうれしい」。6月の初優勝に続く2勝目のチャンス。同時に姉妹で女子ゴルフ界に新たな歴史を刻もうとしている。

 ≪01年にソレンスタム姉妹≫姉妹による別ツアーでの同時Vはソレンスタム姉妹(スウェーデン)の例がある。01年10月28日、姉・アニカが日本開催の米ツアー、シスコ・ワールド・レディース・マッチプレー選手権で、妹・シャーロッタが韓国ツアーで優勝した。吉田優利、鈴の姉妹が日米両ツアー同時優勝となれば日本勢初の快挙となる。