佐々木勇気八段が逆転勝利で準決勝進出!近藤誠也八段との激戦を制す/将棋・JT杯

将棋日本シリーズJTプロ公式戦の2回戦第2局が8月22日、石川県金沢市の「石川県産業展示館」で行われ、佐々木勇気八段(32)が近藤誠也八段(30)に107手で勝利した。佐々木八段は準決勝に進出し、9月26日に行われる準決勝第1局大阪大会で斎藤慎太郎八段と対戦する。
振り駒で佐々木八段の先手番となった本局は、角換わりの出だしとなった。互いに積極的な姿勢を見せ、激しい応酬から抜け出したのは近藤八段だった。佐々木八段も思い切った飛車切りから後手玉へとプレッシャーをかけたが、近藤八段がリードを拡大していく。しかし、最終盤で近藤八段が受けに回る決断をしたところで形勢が逆転。佐々木八段の猛攻が実り、一気に攻め立てて見事な逆転勝利を飾った。

勝利した佐々木八段は、「中盤くらいに垂らされた歩が解消できず、強く対応したが後手に力をためる手を指され、均衡の取り方がわからなかった。終盤は負けかなと思いきや、勝負勝負と行ったのが良かったのかなと思う。瞬間的にはきつい局面もあったが、早指しならではの勝負手を出したつもり」とコメント。
近藤八段は、「中盤は指せているところもあるかと思ったが、佐々木八段の角の一手が見えておらず、最後も際どいながらも何か残せそうかと思ったがわからなかった。難しい将棋だった」と振り返った。
JTプロ公式戦は前年覇者、タイトルホルダー、賞金ランキング上位者から12人が選出されるトップ棋士たちによるトーナメント戦。持ち時間は各10分、切れたら1手30秒未満、各5分の考慮時間で争われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
