敷地内には巨大な野外彫刻が並ぶ。中央は李禹煥(リ・ウファン)の作品=いずれも韓国国立現代美術館

 韓国の国立現代美術館果川(クァチョン)館で開催中の展覧会「ロードムービー:1945年以後の韓日美術」。戦後、日韓の現代美術家たちの交流を追い、国と国との境を超えて、人と人との結び付きに焦点を当てている。豊かな自然に囲まれた同館の展示を紹介する。

 1965年の日韓国交正常化から60年となる節目に合わせ、横浜美術館(横浜市西区)と進めてきた共同企画。50組以上の美術家を取り上げている。同館では2025年12月から今年3月まで、「いつもとなりにいるから」展として開催された。

 同じ作家でも両国でそれぞれ所蔵する作品を優先して展示しており、横浜では見られなかった作品が楽しめる。在日コリアンとして作品を発表してきた美術家や日本人作家の作品を、韓国でも多数所蔵していることに改めて気付かされた。

 果川館は広く開放感があり、ソウル中心部から車で40〜50分。観光の際、足を伸ばしてみてはいかが。同展は9月27日まで。