早くも来年の海外公式訪問が注目されている愛子さま(写真:JMPA)

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「あいさつに先立ち、令和8年熊本地震および令和8年8月千葉豪雨により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆さまと被災された方々に、心よりお見舞いを申し上げます」

8月17日に愛子さまは都内のホテルで、「第37回半導体物理国際会議」の開会式にご臨席。お言葉の冒頭では、熊本地震と千葉豪雨の被災者にお見舞いを述べられた。

皇室担当記者はこう話す。

「7月には荒川泰彦・東京大学名誉教授による進講に臨まれています。愛子さまは非常に熱心に聞かれていたそうですが、この国際会議に備える一環でもありました」

さらに8月20日から1泊2日で大阪府と滋賀県を訪問される。

「20日には大阪市の美術館で『フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展』の開会式に出席されます。そして翌21日に滋賀県米原市の地域包括医療福祉センター『ふくしあ』で、子供たちがリハビリに取り組む様子などを視察されるそうです」(前出・皇室担当記者)

「ふくしあ」は8年前に天皇陛下と雅子さまも視察し、こんな感想を発表されている。

《通われている子どもたちが、各種の療法に基づいたプログラムに楽しそうに取り組んでいる様子を見てうれしく思いました》

新しい試みに挑まれるいっぽうで、両陛下の足跡もたどられている愛子さま。実はこの夏は、雅子さまから新たな課題も与えられていたという。

ある宮内庁関係者によれば、

「国際親善のあり方などを中心に、ご研鑽を積まれています。具体的には、6月にオランダ・ベルギーを歴訪された両陛下から、王族方とのご交流について伺われたり、現地で撮影された動画や写真もご覧になられたりしているとか」

昨年11月にラオスを訪問された愛子さまは、今年も11月にシンガポールを公式訪問される。

「もちろんシンガポールについても資料に目を通すなど着実に準備を進められていますが、愛子さまは“さらにその先”も見据えて、真摯に“特訓”に励まれているそうです。目標とされているのは’27年の欧州ご訪問です。

政府も宮内庁も愛子さまの存在感の強さは、国際親善においても大きな影響力を持つと捉えています。そのため愛子さまのご訪問国選びについては、きわめて慎重に進められてきました。

まずは距離が近いアジアで経験を積んでいただき、いずれは欧州へ……というもので、愛子さまによる来年の欧州ご訪問はラオスご訪問以前より、いわば3年越しで進められている計画なのです。また皇室と交流を重ねてきた王室のある国を訪問される可能性も高く、実質的に両陛下の“ご名代”というべきお立場になると思います」(前出・宮内庁関係者)

■節目の年を迎える欧州の2つの国は

それでは、どの国が有力候補なのか。長年皇室番組に携わってきた放送作家・つげのり子さんはこう語る。

「来年に日本との外交関係開設100周年という大きな節目を迎えるルクセンブルクを訪問される可能性はあると思います。

皇室と大公家は昭和から交流が続いています。昨年、ギヨーム大公が即位したのですが、大公は皇太子時代の’24年に経済使節団の団長として来日し、天皇陛下と会見されています。会見後は雅子さま愛子さまも加わり、通訳なしで30分ほど懇談されました」

さらに欧州王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんは、“王室歴訪”の可能性も指摘する。

「ルクセンブルクは神奈川県ほどの広さで人口は70万人に満たないぐらいですが、隣国のドイツ・フランス・ベルギーから通勤する人も多い、経済的に豊かな国です。国民の幸福度も高く、日本が学ぶところも多いと思います。

ギヨーム大公は即位の際に『国民と共に生きる。喜びだけではなく悲しみも分かち合う』とスピーチしており、これは“国民と苦楽を共にする”ことを標榜している皇室の姿勢と近く、愛子さまも共感されるのではないでしょうか。

国土としては大きくはありませんので、さらに周辺国を訪問されることでしょう。愛子さまが幼いころに会われているオランダのカタリナ=アマリア王女や、ベルギーのエリザベート王女と再会されることも考えられます」

またルクセンブルクからデンマークの首都・コペンハーゲンまでは、直行便なら2時間程度の距離だ。

「来年、日本とデンマークは外交関係開設160周年となります。フレデリック国王は皇太子時代から何度も来日しており、両陛下も親交を深められてきました。

成長された愛子さまは、君主や国家元首、政府要人と会っても、まったく臆するご様子もなく自然体でお話しされています。お一人で欧州の王室を歴訪されたとしても、いつもどおりのおふるまいでいらっしゃると思います」(前出・つげさん)

フレデリック国王とメアリー王妃が’17年に来日した際のご交流ぶりは、雅子さまと王妃が、まるで親友のようと話題になった。そして、デンマークのクリスチャン皇太子は20歳、イザベラ王女は19歳と愛子さまと年齢が近い。

愛子さまは、新たな友情の発芽を思い描きつつ、“夏の特訓”に励まれている。