高校生メンズフィジークの172センチ超級で優勝した的山勝城【写真:中戸川知世】

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各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#89 的山勝城」

 日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の「全国高校生メンズフィジークチャンピオンシップス2026」が15日、京都で開催された。172センチ超級では17歳の的山勝城(福岡大大濠)が優勝。俳優・寺田心の出場でも話題となった階級で頂点を掴んだ。ジムに通い始めて約1年、大会2か月前に椎間板ヘルニアを発症。試練をはねのけての優勝に涙を流した。

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――優勝した今の気持ちは。

「去年の大会動画を見ていたんですけど、全体的にレベルが上がっているなと。今回僕も過去最高の身体で来られたので本当に良かった。でもまだ実感が湧かないです(笑)」

――大会に向けてどんなところを意識したか。

「水抜きとかは一切せず、敢えて身体を張らせてみようと思って。体重は去年よりプラス5キロくらい。水分やグリコーゲンの量を増やして、身体のボリュームを出して健康的なシルエットを重視しました」

――ボディメイクを始めたきっかけは。

「中学生の時に生徒会長をやっていて、生活習慣を整えようと思って始めました。剣道部に所属していたので、試合の勝率を上げられるかもと筋トレの方法をいろいろ調べていたら趣味になっちゃって」

――ジムに通い始めたのはどのタイミングで。

「昨年の8月くらいですね。それまでは自宅で自重トレーニングをやっていました。今は1日に1時間半から2時間を週4日ほどで通っています」

――学業との両立はどうしているのか。

「勉強は学校で集中して、終わったらご飯食べてそのままジムに直行します。家で母に鶏むね肉を作ってもらって自分で小分けにして持って行っています。今年絶対日本一を取るという目標があったのでそのために頑張りました」

――優勝が決まって涙もあった。大変だったことは。

「2か月前にヘルニアが分かって……出場を辞めようと考えたりもしました。ほかにも肩のじん帯損傷など怪我がひどくて。『向いてないのかな』と思ったりもしたんですけど、病院の先生と相談してリハビリしながら最後までやり切れて良かったです」

(THE ANSWER編集部・中戸川 知世 / Chise Nakatogawa)