Theater Company 夜明け『Blue moment 2026』

Theater Company 夜明け『Blue moment 2026』が8月27日(木)からKAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで上演される。

 
《Theater Company 夜明け》は、横浜を拠点に活動する、芸術各分野のプロたちによる集団。
2024年12月にShort Story Stage『Eve』にて短編3作品を大倉山記念館ホールにて上演した。2025年には『Blue moment』をKAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで初演した後、『Eve II』、ミュージカル『Nipponia Nippon ―The Red List Vol.1―』などを上演。およそ一年の活動を経て、再びKAATへ戻ってくる。

 
今回、KAAT神奈川芸術劇場で上演される『Blue moment』は夜明け前のわずかな時間だけ訪れる、世界で一番最初の美しい瞬間を描いた物語。
初演から脚本・演出を大幅に見直し、出演者も16名から35名へとスケールアップ。音楽、歌、ダンス、楽器の生演奏を交え、新たな『Blue moment 2026』として立ち上げる。


Theater Company 夜明け『Blue moment』(2025年上演時の舞台写真)


Theater Company 夜明け『Blue moment』(2025年上演時の舞台写真)
 
作・演出を務めるのは新国立劇場や赤坂ACTシアターを始め、オペラ、ミュージカル、ストレートプレイと幅広いジャンルで俳優、舞台監督、美術家として活躍する木之枝棒太郎(Theater Company夜明け主宰)が務める。Theater Company夜明けは横浜で地域に根ざした活動を続けており、主宰の木之枝氏自身も今回で18作品目となるKAAT神奈川芸術劇場での出演となる。

主演には桐朋学園芸術短期大学出身の鍛代紘夢(Theater Company 夜明け)とミュージカル座「ゴーストミュージカル」での主演や数々の舞台で活躍する鳥羽瀬璃音花が初演に引き続き務める。

主人公と関わる各時代ごとのヒロインには、東映東京撮影所俳優ユニット所属の柴田瑠歌、フォセット・コンシェルジュ所属の廣井 若葉 がシングルキャストとして、演劇集団キャラメルボックス所属の早海亜衣理とTheater Company夜明け所属の加藤歩、UNBLINK所属の峰平朔良と米澤文音がWキャストで演じる。

そこにOffice8次元所属の吉井翔子、吉本興業所属のとくこがWキャストの母役として、劇団四季出身の小出宏臣が父役として、若手俳優の若林尚紀が弟の翼役、日本大学芸術学部出身の森田愛子とTheater Company夜明け所属の大狼羊がWキャストの妹、希として脇を固める。

そこに特別出演の中山朋文(theater 045 syndicate)やオーディションやオファーを経て集まったその他のキャストにダンサーやアンサンブルが加わり、総勢35名のキャストでKAAT神奈川芸術劇場での夏の最後をバイクに乗って駆け抜ける、歌あり、生演奏あり、ダンスありの壮大な音楽群像劇となる。

 

STORY

夜明け前のわずかな時間。世界が最も美しい青に染まる、その瞬間を「Blue moment」と呼ぶ。

それは、終わりと始まりのあいだ。
喪失と希望のあいだ。過去と未来のあいだ。
人は生きている限り、何度も夜を迎える。
迷い、傷つき、立ち止まりながら、
それでも誰かと出会い、何かを信じ、
また歩き出していく。
横浜と湘南の風景の中で紡がれる、
記憶と祈りの物語。

Theater Company 夜明けが贈る、珠玉の人生賛歌。

 
 


Theater Company 夜明け『Blue moment 2026』

 
Theater Company 夜明け 公式サイトはこちらから
https://www.tc-yoake.com/

 
(文:エントレ編集部)

公演情報

Theater Company 夜明け
『Blue moment 2026』
-それは、夜明け前のわずかな時間だけ訪れる、世界で一番最初の美しい瞬間-

【作・演出】木之枝 棒太郎
【音楽】鈴木 清人
【振付】波木井 萌/伊藤 綾佳

【Cast】
鍛代紘夢 井手晋之介 加藤歩 大狼羊 木之枝棒太郎​
鳥羽瀬璃音花 小出宏臣 吉井翔子 南百音 とくこ
柴田瑠歌 廣井若葉 早海亜衣理 峰平朔良 米澤文音 
森田愛子 若林尚紀 竹内麻利菜 柏木凱斗
森谷健太郎 久保田唯 上原久実 中山朋文(特別出演)

【Dance&Ensemble】
波木井萌 小川あみ 大月侑 筧実華 平田玲音 上田結心
中村十萌子 森本彩音 水越サクラ 細田夏帆 小林睦実 渡辺ひかる

2025年8月27日(木)~8月30日(日)/KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ

公式サイト
https://www.tc-yoake.com/

作・演出:木之枝棒太郎 コメント

この舞台は、昨年初めてKAAT神奈川芸術劇場で上演した作品の再演となります。

僕自身の人生や記憶を出発点に、フィクションとドキュメンタリーを織り交ぜながら、「死」と「夜」、そしてその先に訪れる「生」と「朝」を美しく描いた作品です。

家族と過ごした子ども時代。
友達と笑ったこと。
初めて誰かを好きになったこと。
夢中になったモノ。
故郷の風景。
大切な人との出会いと別れ。

そして、大人になって初めて気づく、あの頃の時間の尊さ。

僕は平成元年に生まれました。
だからこの作品には、僕が生きてきた「平成」という時代の記憶もたくさん詰まっています。

でも、これは僕一人の思い出を見てもらうための作品ではありません。

舞台の上にある誰かの記憶が、いつの間にか客席にいる誰か自身の記憶と重なっていく。

観終わったあと、忘れていた景色や、大切だった人の顔をふと思い出す。

そんな作品になると思っています。

人は生きている限り、何度も夜を迎えます。

どうしようもなく暗い夜もある。
何かを失って、もう朝なんて来ないと思う夜もある。

それでも夜は、いつか必ず明ける。
この物語はその少し前のお話です。

今回の再演をもって、この作品はひとまず最後にするつもりです。

昨年の初演を観てくださった方にも、初めて出会ってくださる方にも。
今のTheater Company 夜明けだからこそ描ける『Blue moment2026』を、35人の出演者と共にお届けします。

劇場を出たとき、いつもの街がほんの少し違って見えるような。そんな時間をお届けできたらと思っています。

ぜひ、KAAT神奈川芸術劇場で、僕たちと一緒に美しい夜明けの瞬間を迎えられたらと思います。