県立向原高校 生徒募集停止 広島・安芸高田市
安芸高田市の向原高校について県教育委員会は、2029年度からの生徒の募集停止を決めました。
広島県教委は、中山間地域の全日制高校のうち、2年連続で「入学者が20人未満」または、「全校生徒が60人未満」の高校を再編する方針です。
向原高校はどちらの基準にも該当することから、再編が議論されてきました。広島県教委は、近隣の中学生の多くが別の高校へ進学していて、今後も入学者の大幅な増加は見込みにくいと指摘。17日、2029年度からの生徒の募集停止を決めました。
「近隣の中学校から他の高校への通学が可能であることや、実際の近隣中学校からの進学状況などを踏まえ、令和11年度から生徒募集を停止することと致しました。」
この決定に地元の人は…。
■卒業生
「びっくりというか悲しいというか寂しいですね、なんとかならないかなという気はしますけど。」
一方、全校生徒が60人未満の庄原市の東城高校は、入学者が2025年より増えていることから、2027年度の入学者を踏まえて判断するとしています。
【スタジオ】
県立高校の再編については、都市部と中山間地域、それぞれの基準で再編が検討されます。
まず都市部について県教委は、2033年度までに1学年4学級未満となる、県立高校18校を7校に統合・再編する計画を5月に示しました。
一方、中山間地域については2年連続で「新入学者が20人未満」、または「全校生徒が60人未満」の基準に当てはまる場合、再編を検討するとしています。今回、向原高校は生徒の募集停止が決まり、東城高校は入学者が増えていることから再編が保留されました。
将来的には基準を満たす高校が増えることが考えられる中、篠田教育長は、「基準を満たしたら直ちに再編が決まるのではなく、地理的状況を考慮しながら、地元の人らの意見を聞いて方針を決める」としています。
【2026年8月17日 放送】

