「VIVANT」が圧勝中!(C)日刊ゲンダイ

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 レジャーや帰省などで在宅率が下がる夏休み期間中は、視聴率も下がりがち。テレビ各局もいわゆる“夏枯れ”対策を打つが、仲野太賀(33=写真左)主演のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に関しては、「効果が出るどころか裏目に出ているような……」と、元テレビ誌編集長がこう続ける。

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「大河で言えば、7月後半あたりで見せ場をぶつけたり、新キャストを投入したりして視聴者の興味を引こうとするわけです。たとえば戦国時代の最大の山場のひとつ『本能寺の変』は、2023年放送の『どうする家康』では7月23日に放送して、視聴率が前回の10.0%から12.7%にアップしました」

「豊臣兄弟!」では7月12日に放送したが、11.3%で横ばい。翌週には秀吉の“中国大返し”も描かれたが10.3%と、1ケタ陥落もチラつき始めている(視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 で、いよいよ秀吉の“天下一統”に向けた新章に突入し、8月9日放送の「清須会議」では「茶々」も登場した。

「演じる井上和(なぎ)さんは今や乃木坂46の中心的存在で、連ドラ初出演作が大河という異例のキャスティングです。数字的には10.4%と微増しましたし、乃木坂ファンが高評価を付けるのは当然として、その一方で《なぜこの子が選ばれたのか理解しかねます》などと“大根”扱いする声も少なくない。これでは、アイドルに興味がない一般視聴者のさらなる離脱を招きかねません」(同前)

 “夏枯れ”対策のはずが、大河そのものが“枯れて”しまったら、笑うに笑えない。

「それでなくてもNHK大河の日曜夜のライバル、TBS系日曜劇場が絶好調ですからねえ」と話すのは、スポーツ紙芸能担当記者だ。

 堺雅人(52=写真右)主演の「VIVANT」第2シーズンは7月26日の初回が18.8%で、8月9日の第3話で15.1%と数字を落としたものの、現時点の全話平均が11%台の「豊臣兄弟!」をはるかに上回っている。

「『VIVANT』は異例の2クール放送です。12月で一緒に終了するまで、『豊臣兄弟!』はずっと数字を比べられ続けるでしょうね」(同前)

 25年の大河「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の全話平均は9.5%で、その間に放送された日曜劇場は、1月期「御上先生」が10.7%、4月期「キャスター」が11.0%、7月期「19番目のカルテ」が10.2%、10月期「ザ・ロイヤルファミリー」が10.6%と、いずれもTBSが勝利している。

「大河1話の制作費は地上波の最高額、民放の2〜3倍とも言われますが、これではコスパが悪いオワコン扱いされても言い訳できない。受信料契約の納得感は得られません。ただでさえNHKは番組出演者の性加害問題で《隠蔽体質》などと批判の声も高まっていますからねえ」(同前)

 果たしてNHK大河の存在価値とは……。

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