【甲子園】ミラクル進撃の有明・高見監督 試合前に負傷した工に「もう一回このグラウンドで」チーム一丸
◇第108回全国高校野球選手権第12日 3回戦 有明4―1東日本国際大昌平(2026年8月16日 甲子園)
春夏通じて甲子園初出場の有明(熊本)は16日、ベスト8進出を懸け、同じく春夏通じて初出場の東日本国際大昌平(福島)と対戦。1点を追う8回に4点を奪い3試合連続の逆転勝ちで初の8強入りを決めた。試合後の抽選の結果、次戦の準々決勝は18日に健大高崎と対戦することが決まった。
試合前に「5番・投手兼DH」で先発予定だった工(たくみ)修哉が左手を負傷したため、「5番・DH」は若杉旭浩が、先発投手は斉藤遼汰郎にそれぞれ変更となるアクシデントがあったが、初先発マウンドの斉藤が9回109球を投げ切り5安打1失点の力投を見せた。
激闘を終え高見監督は「いつもと違った形でスタートしなきゃいけない状況になってしまって、もう一回(負傷した)工(たくみ)にこのグラウンドでやってほしいなというところで、全員に声掛けをして臨めて、勝てて良かったなと思ってます」と安どの表情。急きょ先発マウンドに上がった斉藤は「準備はアップ中でしたので、できてました。“頑張った”と言ってあげたい」と話した。
8回、ダブルスチールで二、三塁になった場面では大きなマル印をつくって笑顔が見せた指揮官。「盗塁はすべて選手たちが、走っていることですので、サインは出してません」「本当に自分たちの野球がよくできてるんじゃないかなと思ってますので、あそこで仕掛けてくれてありがたかったなと思ってます」と逆転を呼んだ場面を振り返った。そして代打に指名した広沢が甲子園初打席で大きな大きな一打。「気持ちがたぶん入っていたと思いますんで、あそこで一本出て本当に良かったなと思います」と目を細めた。
▼広沢 素直にうれしいです。自分ができることをやってチームを助けたいという思いで打席に立ちました。前の日からしっかり準備ができていました。

