日本文理の2番バッター・安達煌栄千選手

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夏の甲子園を戦った『日本文理』。家族や仲間への思いを胸に、甲子園の舞台に立っていました。試合だけでは見えない様々な思いを背負っていた選手たちの物語です。

日本文理の2番バッター・安達煌栄千は、甲子園に特別な思いがありました。

■日本文理 安達煌栄千選手(3年)
「父が甲子園で2勝していて。」

父・昇栄千さんは高校時代、中越で夏の甲子園に出場し、2勝。幼いころから毎朝、父と練習するなかで甲子園への思いは受け継がれていきました。

■日本文理 安達煌栄千選手(3年)
「(甲子園について)記憶のないころからずっと多分言われていたので、もう人生ずっと言われ続けたくらいな感じがするので。『俺の結果を越えてみろ、越えてくれ』みたいなのはよく言われていたので。」

春のセンバツで初めてたどりついた甲子園。初戦は勝利したものの、父の2勝には届きませんでした。

■日本文理 安達煌栄千選手(3年)
「ここで終わるんじゃなくて、やっぱり夏出てこそ高校野球だって言われ続けてきたので。」

この夏、再び手に入れた甲子園への切符。安達には、中学時代から守る〝父の教え〟があります。

■日本文理 安達煌栄千選手(3年)
「常に楽しむ野球、楽しむなかで応援される野球というのは常に意識して中学校からやってきたので、その初心の気持ちだけは忘れずにやっていきます。」

甲子園を全力で楽しむ。中学生のクラブチームで監督を務める父・昇栄千さんは、大会のため応援に来られず。母・里枝さんが見守ります。

安達の第2打席。
■実況
「安達レフト前ヒット!」

その後2塁まで進み、タイムリーヒットでホームへ。聖地で見せたガッツポーズ。

■母・里枝さん
「1本出てほっとしています。とにかくみんなでこの舞台を楽しんで、精いっぱいやってほしいと思います。」

甲子園で守った、父の教え。全力でプレーを楽しみました。

■日本文理 安達煌栄千選手(3年)
「個人的にはやり切れたなっていうのが強くて、楽しむっていう点では本当に100点満点でできたんじゃないかなと思います。」

試合の映像を見た父・昇栄千さんはー

■父・昇栄千さん
「結果的に負けてしまったんですけど楽しんでいる姿が映像から伝わってきましたので、それは本当に良かったんじゃないかなと思います。」

この経験を胸に、次のステージへ。
親子の野球人生は続きます。

■父・昇栄千さん
「お疲れ様です。また頑張って。」

■日本文理 安達煌栄千選手(3年)
「はい。」