約7年ぶりに来日し、東京ドームを熱狂の渦に包んだBTSの7人。軍隊で過ごした日々、手にした巨額の資産、熱愛説の真偽、そしてライブ後に訪ねた意外すぎる場所とは? 「週刊文春」でしか読めないBTS完全密着レポートを無料公開する。(初出「週刊文春」 2026年4月30日号)

【画像】《BTS厳戒トーキョー滞在記》RM→渋谷で飲み会、JIN→伊豆の温泉、V→よみうりランド…密着写真をすべて見る

「この日をずっと忘れません。本当にありがとう」

 2日間に及んだライブの終盤、そう語ったのは、韓国発の世界的K-POPグループ「BTS」のリーダー、RM(31)だった。

 4月18日、夕方5時半にライブを終えた彼らが向かったのは、皇居と近い5つ星ホテル。しばしの休憩をとった後、玄関からメンバーたちが姿を見せた。

 これから一体、どこへ向かうのか。「life is dynamite」と歌う7人を追いかけてみると――。


世界中を虜にした7人組

メンバーの軍隊生活は?

 BTSの約7年ぶりとなる完全体での日本公演が東京ドームで開催された。4月17日、18日で計約11万人を動員。最新アルバム『ARIRANG』の収録曲や、『Dynamite』などの大ヒット曲も織り交ぜ、会場に集ったARMY(BTSのファン)を熱狂させた。

「セットリストには、メンバーも当日にならないと分からない“サプライズ曲”が2曲含まれていた。リハーサルでは、日本オリジナル曲の『Film out』や『Lights』なども練習していましたが、日本語詞を忘れているメンバーも多く、苦労しながら歌っていました」(会場関係者)

 2013年にデビューしたBTS。20年にリリースした『Dynamite』で米ビルボード1位を獲得し、同年から3年連続でグラミー賞にノミネートされた。

 ところが人気絶頂だった22年6月、グループ活動の一時休止を発表。年長のメンバーから順次、軍に入隊したのだ。長髪を坊主頭に丸めた軍隊生活はどのようなものだったのか。

「JINは体力テストなどを突破し、訓練兵を教育する『助教(分隊長)』に選抜された。さらに、基礎体力(腕立て伏せ2分で72回以上など)や射撃(20発中18発以上命中)、精神教育(100点中90点以上)といった厳しい基準をクリアし、優れた兵士に与えられる『特級戦士』の称号も得ています。旧正月を前に部隊内で開かれたかくし芸大会では、JINがダンスを教えて見事優勝。軍隊内での評判も高く、24年6月に除隊しました」(在韓記者)

 同じく「特級戦士」となったのが、「テテ」の愛称で親しまれるV(30)だ。入隊したのは、第二軍団軍事警察特殊任務隊。対テロや人質救出などを行う特殊任務部隊だが、自ら志願したとされる。

「Vは60キロ前後の体を81キロまで増量。過酷な訓練で肋骨骨折も経験した。軍の同期生もSNSで『射撃は全弾命中で1位。ケガを押して憲兵模範賞も受賞する姿を見て大いに刺激を受けた』とその実力を明かしていました」(同前)

 一方で問題を起こしたメンバーもいた。ラッパーのSUGA(シュガ)(33)。肩の古傷の影響もあり、行政事務のサポートなどを行う社会服務要員となったのだが、

「服務中の24年8月、飲酒後に電動スクーターを運転して転倒。血中アルコール濃度は免許取り消し基準(0.08%)を大きく上回る0.227%だった。本人は『深く後悔』と謝罪しました」(同前)

 25年6月、そのSUGAを最後に7人全員の除隊が完了したBTS。兵役による活動休止期間があったとはいえ、これまで得てきた資産は莫大なものだ。

「メンバーの年収は平均10億円前後とされます。彼らは、20年に上場した所属事務所HYBEの株式も保有。JINらは一部売却し、現在の保有分には差がありますが、10億〜15億円相当分の株式を保有していると見られます」(同前)

J-HOPEの高級ペントハウス

 巨額収入は不動産投資にも当てられてきた。最も多額の資産を持つとされるのは、メインダンサー兼ラッパーで、ソロ活動でも世界的な成功を収めたJ-HOPE(32)。20年にセレブが集う龍山区のペントハウスを二世帯分、計約23億円で購入していた。メインダンサーで高音も武器のJIMIN(30)は18年に築45年の古いアパートを購入しているが、周辺の再開発が控えており、投資目的と見られる。

「除隊を受けての不動産購入も目立ちます。JINは除隊から約1年後の25年6月、龍山区の高級マンションの1室を約18億円で購入。このマンションはかつてBTSの宿舎だったと言われ、JINは計3部屋を所有しています。Vもまた、除隊から約3カ月後の25年9月、芸能人が多く暮らす江南区の高級マンションを約15億円で購入しました。再スタートを切るための新居なのでしょう」(HYBE関係者)

 ついに完全体での復活に向けて動き出した7人。そんな中で昨年12月頃から急浮上したのが、一番人気のメンバーで、メインボーカルも務めるJUNG(ジョン) KOOK(グク)(28)の熱愛説だ。

「相手は超人気ガールズグループ『aespa(エスパ)』のウィンター。腕のタトゥーや緑色の半ズボンが酷似――など様々な疑惑が取り沙汰されましたが、事務所は公式回答を『確認中』に留めています。これまで事実でなければ明確に否定してきた一方、Vと『BLACKPINK』ジェニーの交際疑惑では“証拠写真”が流布され、事務所回答は『確認が難しい』との表現に留まっていた。今回もARMYの疑念を拭えないまま、現在に至っています」(韓国音楽関係者)

 ただ、ジョングクは梨泰院エリアに地上3階・地下2階の豪邸を完成させているが、ウィンターではなく「幼馴染と同居している」と告白。しかしストレスが溜まっていたのか、今年2月下旬には知人と泥酔状態でのライブ配信を行って大きな波紋を呼んだ。

「配信では知人に中指を立てたり、『F●CK』と言い放つ場面も。さらに『実はタバコをかなり吸っていた。でも本当に努力してやめた。こんな話をした瞬間、会社(事務所)は大騒ぎになる』と喫煙の過去も打ち明けていました」(同前)

 それでもメンバーたちは一致団結し、完全復活の日を迎える。3月20日、最新アルバム『ARIRANG』をリリースし、翌21日には、ソウル・光化門広場で約4万人を集める無料ライブを開催。その約1カ月後、東京ドームでの日本公演を成功させたのだった。

ホテルを出たメンバーたちが向かった先は…

 冒頭の5つ星ホテルでのシーンに戻ろう。4月18日夜7時20分頃、従業員らに見送られ、ホテルを後にしたのは、金髪姿のJIMINと、来日後に祖母が亡くなったことをライブ中に明かしたJ-HOPE。のちにSUGAとも合流したと見られ、羽田空港からプライベートジェットでその日のうちに韓国に帰国した。

 動向が注目されるジョングクはホテルから外出した気配がなかったが、実はトーキョー滞在を満喫したメンバーもいる。

 JINは東京ドームからメイクも落とさず、パーカーにジーンズ姿で伊豆方面へ直行。スタッフらと御殿場の高級焼肉店で夕食を済ませた。近くのスーパーへ移動すると、店内でもノーマスク&ノー帽子でワールドワイドハンサムぶりを炸裂。大福を見て「餅! 餅!」と口にしながら、辛ラーメンなどカップ麺や大量のお酒を購入していた。

 宿泊したのは、1泊20万円は下らないという伊豆の超高級旅館だ。「美肌の湯」と名付けられた温泉やサウナが自慢で、ライブの疲れを癒したと見られる。

 一方、リーダーのRMは、JIMINらが送迎車に乗り込む5分前に登場。向かったのは、若者の街・渋谷だった。知人らと合流すると、ジョングクの喫煙告白が物議を醸したのをよそに禁煙エリアでタバコに火をつけて道端で談笑。路地裏に佇むリーズナブルな居酒屋に足を運び、飲み会を楽しんだようだ。

 その後、夜10時前に近くのバーへと移動。ただ、店は全席禁煙で、幾度も店外に出てきてはタバコを手に「Good!」「Amazing!」と英語で会話する。帽子を外し、身振り手振りを交えて上機嫌に大笑い。彼らの出入り後には、女性店員が捨てられた吸殻を拾う羽目になった。退店の際も店の前でたむろし、警備員に注意される場面も。バーには日をまたいで3時間ほど滞在し、深夜1時半頃、宿泊先のホテルへと戻った。

ポケモン級のキュートさを見せたV

 一夜明けた4月19日午後。「週刊文春」の前に姿を見せたのは、全身黒のファッションに身を包んだ「彫刻ビジュアル」のVだ。

 4月17日のライブでは「もしこのテーマパークめっちゃ楽しいよって場所があったらメッセージを送って」とARMYに声をかけていたが、果たしてスタッフと向かったのは、稲城市のよみうりランドだった。

 目的は、今年2月に園内にオープンした「ポケパーク カントー」のようだ。過去にポケモンの絆創膏を貼っていたことが話題になったV。マスクを外し、ピカチュウらが登場するショー「ピカピカスパークス!」を大勢の親子連れと一緒に鑑賞。時折、Butterのように甘い笑顔を見せるのだった。

 続いて、常に頭痛に悩むポケモン「コダック」の帽子をかぶって、射的コーナーに。なんといっても、彼は射撃も一流の「特級戦士」。見事命中したのは……振りかざすとシュルシュル伸び縮みするペーパーヨーヨー。幾度も遊んで何やらお気に入りの様子だった。帰り際、同行の男性を待たせ、1人でプリクラを撮影。名残惜しそうに手を振り、よみうりランドを後にした。

 夕方5時半、今度は上野のアメ横に現れ、1本600円のりんご飴を手に練り歩く。途中とんかつ屋に入ろうとしたものの、満席で断念。同じビルの居酒屋に入り、カウンター席で焼きそばを食べる後ろ姿は、一般人と変わらない。そして別の5つ星ホテルにチェックインし直したと見られ、貴重なオフを終えたようだ。

 こうして、束の間のトーキョー滞在を楽しんだBTSのメンバーたち。再び日本に来てくれる日をARMYたちは待っている!

「週刊文春電子版」ではJIN、RM、Vたちの知られざる素顔をさらに多くの写真とともに報じた記事を配信中。また、「週刊文春」がこれまでに報じた韓国スターたちに関する記事はこちらで読める

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2026年4月30日号)