「恥さらし」日本人審判の存在も明るみに…性接待疑惑で韓国サッカー協会が公式釈明の衝撃 国内でも強まる非難「事実なら審判を買収したことになる」

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ロンドン五輪の予選でも疑惑を持たれている“接待”が行われたとされている(C)Getty Images

 サッカー界を激震させるスキャンダルが物議を醸している。

 現地時間8月7日、韓国放送局『JTBC』は、大韓サッカー協会(KFA)が2011年3月から翌年3月までの間に、国内で開催されたワールドカップとオリンピックの予選3試合、A代表および五輪代表の親善試合4試合の計7試合を担当した各外国人審判約10人に性的接待をしていたとすっぱ抜いた。

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 まさに衝撃的な一方だ。韓国文化体育観光部(韓国のスポーツ行政を管轄する政府機関)が2016年に作成した調査文書を基に、スキャンダルを伝えた同局は、不適切な接待がソウルやウルサン、チャンウォンといった都市部で「複数回に渡って行われていた」と指摘。マッサージ店で協会の法人カードから50万ウォン(約5万円)が決済されていた会計事実や、決裁書類に当時の協会副会長までサインしていたという生々しい内情を克明にした。

 また、当該審判の国籍が「日本、アラブ首長国連邦(UAE)、イラン、ウズベキスタンなどに及んだ」と伝えた同局は、日本人について「Jリーグの審判を統括する人物も含まれる」としている。

 一連の報道を受けてKFAは、現地時間8月8日に謝罪声明を公表。「現在、協会は本来の機能を失い、悲惨な状況に陥っている」としつつ、「多くの内部関係者でさえ詳しく知らなかった十数年前の一件に関する報道に至るまで、ご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げる」と記した。

 もっとも、「組織の透明性と道徳性を高めながら徹底した刷新の機会にする」と訴えるKFAだが、国内では性接待疑惑を包み隠してきた旧態依然とした体質に対するバッシングは強まる一方だ。人気サッカー解説者のパク・ムンソン氏は、自身のYouTubeチャンネル内で「審判に接待をしていたということ自体が違法だ。もはや国際的な恥さらしだ」と糾弾。さらに「これが事実であるなら、より大きな国際問題になる」と断じた。

 また、同氏は『JTBC』の取材に対しても「衝撃という言葉すら使いにくいほど、本当に呆気にとられるような状況だ」と指摘。そして、次のように論じた。

「もしも、事実であるなら、サッカー協会は、試合を有利に進めるために審判を買収したことになる。これはとんでもない話だ。我々はこれまで『八百長』に関連した話を何度も繰り返してきた。実際、それが韓国サッカー界を窮地に追い込んでもいた。それなのに、他でもない韓国サッカーの総本山とも言えるサッカー協会が審判を買収していたなんて……。本当に信じがたい話だ」

 当時の検察が「証拠不十分」を理由に協会を処罰しなかったという今回の一件。明確な書類が明るみになったことで、ふたたび調査のメスが入れられるかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]