すっかり売れっ子女優だが……(C)日刊ゲンダイ

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 あの「ジュラシック・パーク」シリーズの最新作「ジュラシック・ワールド/復活の大地」が、8月4日に「金曜ロードショー」(日本テレビ系)で放送された。吹き替え版だが、視聴者の中には映画の内容より“吹き替えの演技”が気になって集中できなかった人も多かったようだ。

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「主演は元特殊工作員のゾーラで、スカーレット・ヨハンソンさんが演じています。で、吹き替えを担当したのが松本若菜さん。今やすっかり売れっ子ですが、吹き替え声優としては《向いてないのでは》という声が視聴者から上がっています。《感情がない》《一本調子》といった手厳しい意見が多いんですよ」(映画ライター) 

 松本若菜(42=写真)の吹き替えに言及する声が放送中に次々とネット上に書き込まれ、スレッズでは「ジュラシック・ワールド」がトレンド入り。ここでも映画の内容より、松本の吹き替えに対して《棒読みすぎてびっくりした》なんてコメントが目立った。

 芸能ライターのエリザベス松本氏は「日本での劇場公開は2025年8月で、当時も吹き替え版を映画館で見た人から《気になって集中できない》というような感想が出ていました。と同時に、《吹き替えは声優を起用して》の声が広まったのですが、今回の『ジュラシック・ワールド』地上波放送でまたその論争が再燃することになってしまったようです」と、さらにこう続ける。

「これまで最も《あまりにも棒読み》というネガティブなコメントが飛び交った吹き替えといえば、12年に公開されたジャスティン・ティンバーレイクさん主演の『TIME』でしょう。アマンダ・サイフリッドさんが演じたヒロインの吹き替えを元AKBの篠田麻里子さんが担当。当時の篠田さんは今ほど演技経験がなかったこともあり、酷評の嵐に。声優以外の吹き替え作品の中では、もはや伝説的存在です」

 あるラジオ局関係者からはこんな声も。

「ラジオドラマでも、普段ドラマで活躍する俳優さんを起用したものの、《えっ?》と戸惑ってしまうほど棒読みに聞こえてしまうことがあるんですね。まして吹き替えは、画面で動く俳優さんの口元に合わせ、かつ感情をこめて声を吹き込むもの。そう簡単にハマるわけはないんです。その点、声優は学校に通い、ピタリと声を吹き込む訓練をしている。私も話題づくりの人気俳優より、声優を起用してほしいと思う派です」

 字幕を追うのが面倒だからと、映画は吹き替えで見る人も増えてきている昨今。《吹き替え俳優が下手》という噂が広まると、集客にも影響しかねない。

「もちろん『トイストーリー』のように《この役はこの俳優さんでなきゃ》となっている成功例もあります。が、やはり“餅は餅屋”で、できるだけ声優さんを起用することが、観客のためなんじゃないでしょうかねえ」(前出の映画ライター)

 予期せぬ“逆風”が吹いている松本は現在、TBS系火曜ドラマ「君の好きは無敵」で主演を務めている。7月14日放送の初回こそ世帯視聴率5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったが、8月4日の第4話は4.2%。Filmarksでの評価も5点満点で3.2(8月6日現在)と芳しくない。今回の《棒読み》論争再燃がドラマの評価にまで影響しなければいいのだが……。

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