越中舟橋駅を発着する富山地鉄の列車

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 富山地方鉄道(富山市)が今年から販売を始めた「電車内で自作曲を流せる権利」を、人気ロックバンド「GLAY」のリーダー・TAKUROさんが購入した。

 オフに鉄道旅を楽しむTAKUROさんは、同社の取り組みを紹介した本紙記事をきっかけに手を挙げた。9月1日から12月31日まで、越中舟橋駅(富山県舟橋村)到着時に約20秒間、「Blue Age」という曲の短縮版が流れる。

 鉄道部門の経営不振が続いていた同社が車内メロディーの放送権を25万円で売り出したのは今年1月。東京都の男性会社員が購入者第1号となり、4月に本紙朝刊で経緯を紹介した。記事をきっかけにTAKUROさんの事務所から購入の相談があったという。

 TAKUROさんはホームページで鉄道旅を楽しんでいることを明かし、富山を訪れた際の印象を「風情のある街で、どこか心に優しいものを感じた」と紹介。車内で流れる曲はピアノを基調とし「音楽を通して届けたいと思っている“優しさ”のようなものが、この曲にはあると思っています」と記している。

 まさかの購入者「第2号」が現れ、同社鉄軌道部営業課の下田恭平さん(35)は「鉄道好きの一般の方を想定していたのでびっくり。ファンの方もぜひ聞きに来て」と呼びかけている。