【漫画】本編を読む

 共感度抜群の「育児あるある」コミックエッセイ『子育てしたら白目になりました』。著者の白目みさえさんは、臨床心理士として精神科に勤務しながら年子の娘を育てている。

 産休・育休後の職場復帰は、いつの時代も不安とドキドキでいっぱいだろう。みさえさんの場合も次女が1歳になったのを機に、再び働き始めることに。

 しかし復帰初日。あらゆることに驚きを感じたようだ。まずトイレに誰も入って来ない。当たり前だよ!(笑)と思われる方もいるかもしれないが、自宅でのママは、トイレにいても安息の地などないのである。

 エレベーターに乗っても、誰も意味なくボタンを押そうとしないし、おやつを食べていても誰かに取られることはない。無造作にデスクに書類を置いていても、しゃぶられることもないのだ。

 どれも当たり前に思われるかもしれないが、赤ちゃんや幼児との生活が「当然」になっていたみさえさんにとって、こういった「普通のこと」が新鮮に映るのである。

 そんな「家」と「職場」の大きく異なった世界観に戸惑うことも多かったみさえさんだが、中でも「一番困ったことがある」という。それは……。

 恥ずかしい体験も笑いに変えてくれる本作。「育児あるある」を読みたい方に全力でオススメできる。

文=雨野裾