24、25年と2年連続でサイ・ヤング賞に輝いたT・スクバル投手(29)がタイガースからドジャースにトレード移籍すると1日(日本時間2日)、複数の米メディアが報じた。

 米スポーツ専門局「ESPN」のJ・パッサン記者によると、ドジャースは外野手のZ・ホープ、投手のR・ライアン、B・スミスの3人を放出するという。

 今季のスクバルは5月6日(同7日)に左肘周辺の遊離体を除去するため新術式「ナノスコープ手術」を実施。そこから38日後の6月13日(同14日)の敵地・ガーディアンズ戦で“超速復帰”を果たした。ここまで16試合で7勝5敗、防御率2・79。シーズン終了後にはFAとなるが、最強左腕をめぐっては今夏のトレード市場で投手補強を狙う複数球団が獲得を目指していたとされている。

 スクバルは24年に18勝、防御率2・39、228奪三振の投手3冠に輝き、サイ・ヤング賞を初受賞。25年は13勝と勝ち星こそ伸びなかったものの防御率2・21、241奪三振で2年連続の栄誉を手にしていた。

 この日の本拠地・レッドソックス戦に登板した山本由伸は試合後に「すごく驚きました。元々来るかもと言うニュースは見てましたけど、いざ本当に決ったのはすごく驚きました」とコメントした。

 以前より取りざたされてきたスクバルのド軍移籍によって、史上最強のローテが実現するかもしれない。現在けがの影響でローテを離れている大谷翔平、スネル、グラスノーが復帰した場合、山本、スクバルとともにエース級が勢ぞろい。6人でローテを回す場合、今季チーム最多タイの11勝のロブレスキか覚醒の気配を見せている佐々木朗希が外れることになる。首脳陣もうれしい悲鳴となりそうだ。