【高校野球】履正社、衝撃の16得点で圧倒V 激戦区で驚異の7戦66得点5失点 3年ぶり6度目…センバツV大阪桐蔭が散った波乱の大阪で地力証明
◆第108回全国高校野球大阪大会▽決勝 履正社16―2箕面学園(28日・大阪シティ信用金庫スタジアム)
2019年に全国制覇を果たした履正社が3年ぶり6度目となる夏の甲子園出場を決めた。春季大阪大会を制し、府内公式戦は14連勝とした。
春夏通じて初の甲子園を目指す箕面学園を、横綱相撲で押し切った。0−0の3回、四球や敵失に3安打、犠飛を絡めて打者9人の猛攻で一挙4点を先制。4、5回にも3連打を含む集中打で計7点を追加し、力を差を見せた。先発の木村颯は6回2失点と安定した投球でリードを守り、リリーフに託した。
攻撃の手を緩めない履正社は6回に2点、7回に3点を加点。実に24安打を放ち、決勝の舞台で今大会チーム最多を更新する16得点を挙げた。
ライバルの大阪桐蔭が4回戦で大阪立命館に敗れる波乱があった大阪大会。履正社は準決勝まで6試合で50得点3失点という盤石の戦いぶりを見せていた。決勝を合わせ、7戦66得点5失点と圧倒した。
辻竜乃介主将(3年)は、祖父の哲也さん(24年死去)が中日でプレーし、父は西武・辻竜太郎2軍野手チーフコーチ(50)。史上初の「3世代プロ」を目指している。
履正社・多田晃監督「打撃のチームですので、できるだけ打って点を取ってやって、ピッチャーを助けてやろうと言っていましたので、決勝戦で最高の試合ができたと思います。3年ぶりの甲子園になるので、思い切って履正社の野球を貫いて、1勝ずつ積み重ねていきたいと思います」
履正社・辻竜乃介主将
「本当に長い長い大会だったんですけど、最後にこうやって勝ちきることができて、本当にいろんな人に感謝の気持ちを伝えたい気持ちでいっぱいです。本当に感謝の気持ちを持って、甲子園でも活躍して、優勝して、優勝旗を持って帰ってこられるように頑張りたいと思います」
◆履正社の戦績
2回戦 10―0千里青雲
3回戦 2―1関西創価
4回戦 14―0寝屋川
5回戦 11―1清教学園
準々決勝 7―1近大付
準決勝 6―0金光大阪
◆大阪大会の過去5年の優勝校◆
2021年 大阪桐蔭(2回戦)
2022年 大阪桐蔭(8強)
2023年 履正社(3回戦)
2024年 大阪桐蔭(2回戦)
2025年 東大阪大柏原(2回戦=初戦)
