松井証券、12月から米国株売買23時間可能に…NY証券取引所などに合わせ拡大
ネット証券大手の松井証券は12月から、米国株を売買できるサービスの時間を、現在の1日12時間から23時間に拡大する。
米証券取引所の取引時間延長に合わせた措置で、主要証券で米国株の23時間取引への具体的な対応を決めたのは初めて。今後、SBIや楽天、マネックスなど他のネット証券も同様の対応を打ち出すとみられる。
ニューヨーク証券取引所やナスダックなど米主要取引所は12月6日から、米東部時間の午後8時〜9時を除く1日23時間の取引を提供する予定だ。松井証券はこれに合わせてシステムを増強し、取引時間拡大の当日から、米国株を23時間、売買できるようにする。投資家は日本時間の朝方や昼間などにも米国株の取引が可能になる。投資家はアジア株の値動きなどを横目に見ながら、米国株を売買することが可能になる。
米宇宙開発企業スペースXの新規株式公開(IPO)などで、投資家の米国株への注目度は高い。松井証券では4〜6月の米国株の売買代金が前年同期比で約3倍に増え、過去最高だった。今後も人工知能(AI)関連株の上昇や大型IPOなどで米国株の取引のニーズが高まるとみる。
他のネット証券も23時間化への対応を進める見通しだが、対面での提案がメインとなる大手証券会社は現時点で23時間化への対応を打ち出していない。

