【ムバダラDCオープン】錦織圭 今季限りの引退表明後初の公式戦を前に、練習で世界5位に勝つ
【米ワシントンDC24日=吉松忠弘】男子テニスで、元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)が、練習で世界5位のアレックス・デミノー(オーストラリア)に勝ち好調をアピールだ。5月1日に、今季限りでの引退を表明した後、初の公式戦出場となるムバダラDCオープンが27日に開幕するのを前に、24日、約1時間半、デミノーと実戦形式の練習に挑んだ。デミノーの前には、世界16位のティエン(米国)とも練習した。
関係者によると、錦織のけがの状態は問題なく、プレーは好調。それだけに「テニス、やめたくないな」と、現役続行に後ろ髪を引かれているようだ。実際、この日のデミノーとの試合形式の練習では、1セットで6−4と下すほどのできばえだった。
もちろん、あくまで練習で、それがそのまま試合にはつながらない。しかし、コート上で「前!」「もう〜」「入って!」と、声や笑顔を連発する姿は楽しそうで、とても今季限りでの引退を明らかにしている選手ではなかった。
現在、世界719位の錦織は主催者推薦枠での本戦出場となる。2015年にこの大会では優勝しており、センターコートのひさしの屋根には、歴代優勝者の1人として「NISHIKORI」の名前がプリントされている。
錦織が、ツアー本戦でプレーするのは、2025年8月のシンシナティ・オープン以来、約11か月ぶり。もし1回戦を勝てば、2025年5月のジュネーブ・オープン以来約1年2か月ぶりのツアー勝利となる。
また、大会は女子のツアー大会も同時開催で、世界ランキング13位で、ウィンブルドンで自身初の8強入りした大坂なおみ(フリー)も出場する予定だ。
大会は27日に開幕し、1回戦は27、28日のどちかに組み込まれる予定だ。本戦の組み合わせドロー抽選は、日本時間26日午前4時から行われる。

