『オモウマい店』でMCを務めるヒロミ

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 7月21日放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(日本テレビ系)で紹介された、独自ルールを貫く蕎麦店が賛否を呼んでいる。

「この日、番組が密着したのは栃木県鹿沼市にある蕎麦店です。同店は厳選した素材で打つ『もりそば』が看板メニューですが、店主は『蕎麦本来の風味や香りを味わってほしい』という信念から、一般的な食べ方とは異なる独自のルールを設けています。薬味やワサビをつゆへ入れることを禁じるだけでなく、『蕎麦をつゆにつけて食べること自体』を認めていないのです」(芸能記者)

 ところが奇妙なことに、つゆはしっかり提供され、客の目の前に置かれるという不可解さもある。

「店主は『うちはつゆにつけない。つゆにつけると原料の味が分からない』『お蕎麦は風味と香りを食べるもの』と、独自の持論を丁寧に説明。番組スタッフはまずはそのままのそばを口に頬張るように促され、その後、つゆをお茶を飲むようにして少し口に含むという食べ方をしていました」(同前)

 ルールは、それだけでは終わらない。

「店主は客の隣に立ち、『薬味は“薬”なので、おつゆの中には入れない』と主張。『意味を知ってる人はほとんどいない』とし、『ワサビは水当たり防止』などと薬味の由来を解説しました。さらに『おそばはそのまますすって』『口いっぱいに頬張るように食べて』と、食べ方についても細かくアドバイスを続けていました」(同前)

 さらに波紋を広げたのが、番組スタッフとのやり取りだった。

「料理撮影のためスタッフが『つゆをつけたカットを撮っても大丈夫ですか』と確認すると、店主は『ダメ』『うちはつゆつけねえもん』『つゆつけたらアウト』と即答。スタッフが『表現の一つとして……』と食い下がっても、『ダメ、ゼッタイ』『それならボツにしてくれ』と一切譲りませんでした。『放送を見た人が、ここはつゆにつけてもいい店だと思ってしまう』というのが、その理由でした」(同前)

 この放送後、Xでは

《食べ方あんなに強要されるなら即帰る》

《そばの食べ方を横に立って店主がうんちくと一緒に口を出す店とか美味かろうが行きたくねぇ》

 などと、独自のスタイルに反発の声も上がっていた。

「店主のこだわりは素材への自負の裏返しとも言えますが、撮影方法にまで注文がついたため、『こだわり』というより『押し付け』に見えてしまったのかもしれません。

 とはいえ同店は、最寄り駅から車で約50分という立地にもかかわらず、山の水で打つ蕎麦を求めて遠方からも客が訪れる人気店。来店客からの『おいしい』『うまい』『甘いし雑味がない』などの絶賛の声が紹介されました。つゆをつけないというのは、そば本来の味を味わうために必要なのでしょう」(放送作家

 いわゆる頑固おやじの店といえるが、生き残るだけの理由があるのだ。