Twitter創業者として知られるジャック・ドーシー氏の企業「Block」が、開発者向けグループチャットの「Buzz」をリリースしました。ドーシー氏が多額の投資を行った分散型ネットワークプロトコル「Nostr」上に構築され、AIエージェントとの併用に重点が置かれています。

Buzz - Your people, your agents, your project - all in one place.

https://buzz.xyz/

Block

https://block.xyz/inside/introducing-buzz-where-humans-and-agents-work-together

Buzz! 🐝 | Block Engineering Blog

https://engineering.block.xyz/blog/buzz

Buzzは「グループチャットプラットフォーム」や「コラボレーションワークスペース」と紹介されるサービスで、チャンネル、スレッド、ダイレクトメッセージ、音声通話、メディア共有、コードリポジトリ、自動化ワークフローなどソフトウェア開発に必要な多数の機能を備えています。



AIエージェントの併用にも対応しており、、Claude Code、Codex、gooseなど、任意のLLMやエージェントフレームワークを利用したエージェントを導入したり、自分たちのエージェントを持ち込んだり、新たに構築したりできます。

Buzzは公開鍵と秘密鍵を使って情報の真正性を保つNostrプロトコルで構築されており、人間とAIの作業履歴を記録できるようになっています。具体的には、人間とAIエージェントそれぞれに独自の暗号鍵が付与され、両方が自身の認証情報で作業に署名することで、どのAIエージェントがどんな変更を加えたのかを明確にするとのこと。また、AIエージェントに権限を与えた人間を記録することも可能です。

Nostr互換システムであれば、AIエージェントは認可された権限やこれまでの作業履歴をそのまま引き継いで作業を続けることもできます。人間側のアイデンティティを置き換えることなくAIエージェントだけを無効化できるため、AIエージェントの鍵が漏えいしてリスクが差し迫っている場合は現在のセッションを簡単に終了させられます。また、所有者を削除すればAIエージェントが再接続できなくなります。

BuzzはApache-2.0ライセンスで提供されており、GitHubで公開されています。誰でも自分のインフラ上で独自インスタンスを運用できるほか、公式サイト経由でBlockが提供するホスティングを利用したコミュニティを作成することもできます。またオープンソースのデスクトップアプリとしてmacOS、Windows、Linux版がリリースされています。

ドーシー氏は「Buzzはあらゆる規模のチームやエージェントのための新しいグループチャットプラットフォームで、SlackやGitHubへの依存を減らすために構築されました」と紹介しました。





Buzz開発チームのタイラー・ロングウェル氏は「Buzzはまだ初期段階です。粗削りな部分もあり、私たちが見据えている未来と現在の実装との間には大きな隔たりがあります。それでも、とても楽しいプロジェクトです。ぜひ試してみてください」と述べました。