30年ぶりの富山開催 プロ野球オールスターゲーム 30年前の記憶と富山市民球場をめぐる
プロ野球のオールスターゲームが富山市民球場で今月29日に開催されます。30年ぶり2回目の「夢の球宴」の舞台となる富山市民球場の知られざるエピソードと、1回目のオールスターを振り返ります。
佐伯キャスター
「富山市民球場です。数々のドラマが繰り広げられてきたこの球場には、オールスターゲームにまつわる見どころもたくさんあります」
右手にあるのがセ・リーグの出場選手のサイン。真ん中下には長嶋茂雄さん、セ・リーグのコーチを務めました。
その隣にあるのが、セ・リーグの監督を務めた野村克也さんのサインです。
こちらが当時巨人で活躍した松井秀喜さんのサインです。30年前のオールスターゲームでは2安打の活躍で、富山の観客を沸かせました。
こちらがパ・リーグ出場選手のサインボードです。
この選手のサイン、当時オリックスに所属していたイチロー選手のサインです。オールスターでは2安打の活躍、ここ富山市民球場で快音を響かせました。
「こちらは1992年、開場したときの富山市民球場ですが、現在と違うところがあります。どこでしょうか?」
「正解はこちら。内野スタンドの端にある『特別観覧席』です。開場した当時、この観覧席はありませんでした」
球場スタッフの間では「トッカン」と呼ばれています。
「特別観覧席」だから「トッカン」なんですが、名前の由来はもうひとつあります。
富山市民球場が開場したときの収容人数は、内野スタンドが1万5000席、外野スタンドが1万3000席の、あわせて2万8000席でした。しかしオールスターのため増設する必要がありました。そこで出来たのが、収容人数2068席の「特別観覧席」。わずか数か月の「突貫工事」だったので「トッカン」と呼ばれたという説もあります。
佐伯キャスター
「これで3万人収容。県内では最大規模の施設が完成し、初めてのオールスターゲームが行われました」
第1戦は福岡、第2戦は東京、第3戦が地方球場で初めての富山でした。
試合は広島の金本選手のホームランなどで4対2、セ・リーグが勝ちました。
富山市民球場の中川隆司場長です。30年前のオールスターをスタッフとして経験しています。
富山市民球場 中川隆司場長
「こんなにたくさんの人が、何万人って人がここまで熱く野球に盛り上がれる、素晴らしいと思ってみていた」
「今回2回目ということで、夢のような時間が間もなく来る。大変喜んでいる」
佐伯キャスター
「こちらは3年前に完成したバックスクリーン!」
プロ野球のスター選手のプレーを、迫力ある画面でも楽しめます。また照明は2年前にLEDに変わりました。さらに人工芝は去年、開場以来3回目の張り替えが行われました。これらは老朽化対策に加え、今回のオールスターゲーム誘致を見据えての導入です。
佐伯キャスター
「2回目のオールスターゲームでは、前回にはなかったイベントもあります。それがホームランダービーです」
東京での第1戦の前に準々決勝2試合と準決勝1試合。富山の第2戦の前に同じく準々決勝2試合と準決勝、そして決勝が行われます。
佐伯キャスター
「ホームランキングが決まるなど、見どころたっぷりのオールスターゲーム富山での第2戦。いよいよ今月29日開催です!」
今回の観戦チケットも、なかなか手に入らない「プレミアチケット」になっていますね?
富山で開催される2回目のオールスターゲーム。どんなプレーが見られるのか今から楽しみです。

