カフェがある、その場所は…ジャンプ台のスタートタワー!運が良ければ五輪選手のジャンプが目の前に 夏に楽しむウインタースポーツ聖地【長野】
特集です。
暑い日が続く信州ですが、ウインタースポーツの聖地で涼むのはいかがでしょうか?
タイミングが良ければオリンピックに出場した選手の姿を間近で見ることができます。
■■長野県白馬村
信州サーモンとフレッシュな野菜がたっぷりのった、薄焼きのピザ。
小椿希美アナウンサー
「いただきます!サーモンたっぷりですよ。生地がパリっと軽く、この信州サーモンがすごく柔らかくて、脂が口の中でふわっと溶けていく感じです。しかも、この絶景を見ながら味わえるって…」
スキージャンプの選手などがスタートゲートに向かうために使用するスタートタワー。
カフェには、選手と同じようにリフトに乗って向かいます。右にはラージヒルのジャンプ台、左にはノーマルヒルのジャンプ台を眺めながら頂上へ。
エレベーターで4階に上がると…。
小椿アナウンサー
「ここがカフェになっているんですね!」
中央にらせん階段がある、広々としたカフェに到着。窓からは、2つのジャンプ台を眺めることができ、ラージヒルのジャンプ台はスタート地点のほぼ真横!
さらに運が良ければ、オリンピックで活躍した選手の練習を間近で見られることも!
今年2月のミラノ・コルティナオリンピックで2つの銅メダルを獲得した丸山希選手や、先日、ジャンプ競技への転向を発表した山本涼太選手。ソチオリンピック銅メダリストの竹内択選手の姿も。
冬のイメージが強いスキージャンプなどの選手は夏の間も、この場所で練習を重ねています。有名選手の大ジャンプも間近に見ることが出来る、唯一無二の絶景を誇るカフェなんです!
東京からの夫婦(70代)
(夫)「やっぱり迫力が違う!今までテレビでは見ていたんだけど、実物見るの初めてだったから。こんなところ、よく飛んだな。何にもなかったら、下から見て、すごいなぁで終わっちゃうけど、やっぱりこういうの(カフェ)があると来やすいですよね」
(妻)「私、鉄骨の組み立てみたいなのを見るのが好きで(ジャンプ台が)素晴らしい組み立てだなと思って(笑)。わぁ、丈夫そう!とか思いながら見ていました」
実は、この場所。これまでは選手の待合室や展望スペースとして使われていました。
インバウンド需要もあり、白馬村を訪れる観光客は増加。その一方で、白馬ジャンプ競技場を訪れる人は、長野オリンピックが開催された1998年の53万9000人をピークに年々減少。去年は3万人まで落ち込んでいました。
そこで、地元の人や観光客にジャンプ台へ訪れてもらおうと今年4月、このカフェが誕生しました。オーナーは、高校までスキージャンプの選手として活躍し、このジャンプ台で練習をしていた平瀬真登さんです。
スカイカフェ白馬 平瀬真登さん
「ここで練習させてもらっていた時は、本当に多くの観光客というか、見学の方が来ていて、エレベーターも1つしかないので、本当に選手もお客さんもなかなか乗れない状況だったんですけど。最近はそんなこともなく、お客さんがだんだん減ってきてしまっていて。白馬の人間として、ここの意味、ここがあったからこそオリンピックがやれたし、有名な選手も出てきたし。そういう意味では、ここをやっぱり活用していかなきゃいけない」
この日は、かつてノルディック複合の競技をしていたという男性も、息子を連れて訪れていました。
中野市からの男性(野沢温泉村出身)
「子どもをジャンプ台に連れて行ってあげたいという気持ちもあって来ました。ジャンプのことを知ってもらえるきっかけが、何かあったらいいなと思って。やっぱり、このカフェもそのきっかけのひとつかなと思います」
スカイカフェ白馬は、グリーンシーズンの11月上旬までの営業で、冬はレストランとして営業を再開する予定です。
■■長野県野沢温泉村
一方、今年2月のミラノ・コルティナオリンピックで2つの銅メダルを獲得した丸山希選手の故郷・野沢温泉村。
ウィンターシーズンは多くの観光客で賑わいます。
小椿アナウンサー
「冬はスキーなどで賑わう野沢温泉スキー場ですが、夏は違った楽しみ方が出来るということで、早速行ってきます!」
長坂ゴンドラリフトに乗って約8分。やまびこ駅まで上がると。
小椿アナウンサー
「わぁ~!ガーデニングがされていて、庭みたいになっています」
スキー場には今の時季、高山植物や山野草が広がり、ベンチやテーブルが設置されていて、ピクニックが出来る空間に姿を変えていました。
取材をした日の長野の最高気温は35.9度と猛暑日でしたが、標高約1400メートルのスキー場の気温は午後3時で26度。自然の涼しさを感じながらスイーツやパイナップルとマンゴーがゴロっと入ったドリンクを楽しめます。お気に入りの本を持ち込んで読書をするのもおススメです。
株式会社野沢温泉 営業支配人 山粼栄一さん
「夏のイメージっていうのが、なかなかないっていう状況もありまして、夏にお越しいただくっていうのはかなり少ないような状況が続いております。気温も7~8度くらい低い環境になりますので、涼んでゆったりとした時間を過ごしていただけるのかなと思います。夏に来たことがないお客様に、ぜひ夏の野沢温泉にも訪れていただければと思います」
この夏、オリンピアンの出身地や練習拠点を訪れて、今しか体験できない、贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

