【2026年コンビニカレー大戦争】一度食べたら病みつきになる「至高の一杯」を専門家が徹底討論!

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コンビニ大手3社の熾烈なカレー大戦争

「ここ数年で、コンビニカレーの環境は激変していると言っていいでしょう。コンビニで販売されているカレーは大きく″弁当系″、″レトルト系″、″チルドパウチ系″の三つに分けることができます。以前は温めるだけですぐに食べられる弁当系カレーが主流でしたが、その流れが変化し、代わりにチルドパウチ系、レトルト系のカレーが凄まじい進化を遂げています。

現在カレー業界で人気になっているのは、出汁(だし)の旨味やスパイスの香りを活かしたカレー。これらはコクのある昔ながらのカレーよりもシャバシャバしているため、弁当容器との相性が悪く、レトルトやチルドパウチのほうが適しているのです」(コンビニ研究家の田矢信二氏)

6月の昼下がり、FRIDAY記者は都内のコンビニを訪れた。田矢氏の言葉通り、冷蔵コーナーには弁当系カレーは数個しかなく、チルドパウチ系の商品が所狭しと並べられている。

同様に、レトルトカレーは常温の棚を一つ占領しており、プライベートブランドの商品が目立っていた。弁当系は安くて500円前後であるのに対し、チルドパウチ系は高くて400円台、レトルト系は100円台〜300円台である点も、消費者の″弁当系離れ″と無関係ではないだろう。

では、セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンの大手3社が展開するコンビニカレーの中で、一度食べたら病みつきになる「至高の一杯」はどれなのか? 今回は4人の専門家の証言をもとに、弁当系、チルドパウチ系、レトルト系それぞれのベスト商品を決定する。

カレー研究家があげたコンビニ大手3社のオススメ!

カレー研究家のスパイシー丸山氏は、「弁当系カレーなら、ファミマの『30種類以上のスパイスが決め手のこだわりカレー』(450円)を推したい」と話す。

「昔ながらのジャパニーズカレーをベースに、ほんのりとスパイスの香りを立たせ、ほどよい辛さとキレのある辛さでそれをまとめている。ただ、かつては298円だった価格が450円まで上昇してしまいました。

この商品は具材が豊富に入っているわけではないため、本来はファミチキやコロッケを載せて楽しむことがコンセプトだったのですが、トッピングに躊躇(ちゅうちょ)する値段になってしまいましたね……」

ローソンは、3社で唯一の店内調理を謳(うた)う『まちかど厨房』を活かした″ガッツリ系″で勝負する。

「新宿中村屋監修のカツカレーに、フランクソーセージを組み合わせた『合わせすぎ!カツ×フランクカレー(中辛)』(697円)は、約1000kcalと大食漢にオススメ。カレーそのものはプレーンな味わいですが、だからこそ店内で炊く白米、店内調理のカツやフランクフルトが引き立つワザありの一品です」(カレー総合研究所代表の井上岳久氏)

2社それぞれの商品に魅力はあるが、一方は具材のゴロゴロ感に乏しく、他方はカレーそのものの味わいのパンチに欠ける。コンビニ最大手のセブンは、そんな両者の不足分を補う「至高の一杯」を販売しているという。

「『じっくり煮込んだポークカレー』(537円)は素晴らしい商品です。コクのある王道カレーで、人参、じゃがいも、豚肉がゴロゴロと入っているため、価格の納得感がある。ファミマはスパイス感を立たせ、ローソンはカツなどの付加価値で勝負していますが、セブンの『ポークカレー』はシンプルで家庭の味に近い。王道で充分に戦えるというセブンの自信が感じられます」(前出・田矢氏)

人気が低迷しているとはいえ、いまだサラリーマンの昼休みを支えている弁当系カレー。その王者は、日本人が子供の頃から慣れ親しんだド直球の一品だった。

『FRIDAY』2026年7月17・24日合併号より