薬剤師兼タレントの菊池遥香が、YouTubeチャンネルで「医療監修が暴露!医療ドラマの裏側が想像以上だった」と題した動画を公開した。動画では、訪問薬剤師の菊池遥香が、医療監修であり現役看護師の深澤啓介をゲストに迎え、医療ドラマの制作現場における驚きの裏話を紐解いている。

話題は「医療監修とはどのような仕事なのか」という疑問からスタート。深澤は、台本のチェックや現場での手技の指導だけでなく、企画段階から携わり、エキストラの動きや手術室の演出までトータルで担当していると明かした。

中でも一番大変だった作品として『ザ・トラベルナース』を挙げ、朝5時20分に集合し、夜中まで撮影が続く過酷なスケジュールを回顧。さらに、監督の求める演出と医療的なリアルさの狭間で葛藤することが多く、「100%正しいというものを作っていってしまうと、物語として成り立たなくなってしまう」と、ドラマならではの苦労を語った。

また、手術シーンの裏側についても言及。「採血のシーンなどは、役者さんに本当に針を刺すわけにはいかない」とし、豚の皮や鶏の皮にチューブを通して血管に見立てるという工夫を紹介した。他にも手術シーンにおいて、スーパーで買える肉類を駆使した創意工夫に、菊池も「美術さんじゃん、完全に」と驚きの声を上げた。

動画の終盤、深澤が医療監修を続ける理由として、「このドラマを見て(医療従事者に)なりたいと思いました、という人がすごく多い」と語り、人材不足が課題となる医療界にエンターテインメントを通じて貢献したいという熱い思いを滲ませた。普段は見ることのできないドラマ制作の裏側と、裏方として作品を支えるプロフェッショナルの矜持が垣間見える貴重な対談となっている。

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