県内初の「レベル4高潮危険警報」 長門・萩で道路冠水、大潮と強風が重なり潮位上昇
県北部に一時、レベル4高潮危険警報が出され、昼過ぎにかけて海岸や河口付近の低い土地で高潮による浸水がありました。
気象台は 15日未明、新たな防災気象情報の運用が始まって以来山口県では初となるレベル4高潮危険警報を長門市と萩市に発表しました。
特に大きな潮位の上昇が見られたのが長門市です。
長門市油谷掛渕では、満潮となった午前10時半ごろ潮位の高さがピークとなり、海水が道路まで上がってきました。
「大雨が降ったときは少し上がるときはある海水だけの時にはほとんど上がらない」
長門市三隅中の小島漁港でも、海水が道路まで上がり、用水路も海水であふれていました。
大潮と重なり、県北部の沿岸部では、日本海側の海上で沖から陸へ海水を吹き寄せる風が強まったことで、潮位がいつもより上昇している所がありました。
長門市では、通、三隅中、油谷蔵小田の3地区に警戒レベル4の避難指示が発令され、避難所が開設されましたが、市によると避難した人はいなかったということです。
高潮の影響は長門市の隣の萩市でも、見られました。
(萬徳記者)
「満潮1位時間前。海水が岸壁乗り越え漁港に押し寄せています」
萩市越ケ浜では満潮1時間前の午前10時ごろから昼過ぎにかけて、漁港の一部が冠水しました。
近所の住民は「漁港が冠水するのは強い台風のときだけで、年に一度あるかどうかだ」と話していました。
漁港に来た仕事中の男性「すごいね。満潮やった」「ちょっと車かわしておく。潮位が上がって車が浸かる。」
漁港に車を停めていた住民や仕事中の人たちが浸水を避けようと車を移動させる様子も見られました。
県によると、今回の高潮による人的被害や住宅への浸水被害はなく、レベル4高潮危険警報は午後1時過ぎに解除されました。
