“せっかくNHKを辞めて来てくれたのに”の声が上がった和久田麻由子アナ

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 日本テレビがNHKの元エースアナ、和久田麻由子(37)を迎えてスタートさせた報道番組「追跡取材 news LOG」が振るわない。原因は、ニュースのネタ選びが的外れだからだという。とうとう株主総会でも「ひど過ぎる」との声が上がって……。

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ザワついた会場

 日テレの持株会社、日本テレビホールディングスの定時株主総会が6月26日、午前10時から開催された。

「この日、W杯で日本がスウェーデンと戦う試合が午前8時からあったため、株主総会にやって来た人が少なかったんです」

“せっかくNHKを辞めて来てくれたのに”の声が上がった和久田麻由子アナ

 と言うのは、総会に参加した株主だ。

 自宅で試合を観戦していた人は、開始時刻に間に合わなかったことだろう。会場となった日テレ本社ビル2階のホールでは、用意されたイスのおよそ半数が空席だったという。

「例年に比べて熱気が感じられない中、株主総会は始まりました。株主の質問も鋭いものはあまりなく、担当役員は木で鼻をくくったような回答を繰り返していた。ところが一瞬、会場がザワついた出来事があったのです」(同)

彼女がかわいそう

 それは、ある株主が「news LOG」に関する質問をした時だった。この人物は和久田と同じ東京大学の卒業生らしく、手始めに、彼女が学生時代からひときわ存在感を放っていたと振り返った。

 以降、自らの意見をこうまくし立てたのである。

「フリーとなった和久田さんを今年、日テレが迎え入れたのは素晴らしい。しかし、MCに据えた新番組『news LOG』がひど過ぎる。このままでは、せっかくNHKを辞めてコチラに来てくれた彼女がかわいそうだと思います」

「人選のセンス」

 この株主は、続けてこう指摘した。

「番組内容の何が良くないかというと、ネタ選びです。例えばW杯が開幕した2日後に当たる6月13日の放送回。日本代表の長友佑都選手と、その妻でタレントの平愛梨さんに密着していましたが、人選のセンスがなさ過ぎます」

 実際、同番組は同日、平均世帯視聴率(関東地区)で2.8%を記録し、これまでで最も低い数字となっている。ちなみに4月25日の放送初回は3.8%だった。その後も多少の上下はあるものの、現在まで低空飛行が続いていることに変わりはない。

 さらに、こうも苦言を呈したという。

「高視聴率が取れるプライム帯の番組で2.8%なんて、私は聞いたことがありません。先ほど株主総会の冒頭で(13歳から49歳を対象にした)コア視聴率が全日、ゴールデン、プライムとすべての時間帯で1位の『3冠』を達成したと威張っていました。もっとも『news LOG』を見ると、今後はその地位が危ないのではないか。どうするつもりでしょうか」

役員の回答は……

 以上の手厳しい質問を受けて、総会の議長が報道担当役員に回答するよう振ったところ、

「視聴者が求めるニュースをもっとつくらなくてはいけないと、スタッフと常に議論をしています。しかし、番組はまだ始まって2カ月です。奮闘努力中なので温かく見守っていただきたい」

 そう返すのがやっとだったとか。

「news LOG」は日テレが三顧の礼をもって和久田を招き入れ、24年ぶりに立ち上げた新たな報道番組。彼女とタッグを組む同社所属の森圭介アナ(47)も実力派で知られる。とはいえ、キー局のプロデューサーによれば、

「問題はネタ選びだけではありません。現場の記者を登場させ、取材結果を披露してもらいながら、ニュースを掘り下げるという番組のつくりが硬過ぎるのです。今後は民放らしい柔らかな演出をさらに取り入れ、見せ方を工夫する必要があるでしょう」

“宝の持ち腐れ”がこのまま続けば、来年の株主総会は大荒れになるかも?

「週刊新潮」202年7月9日号 掲載