テレビ信州

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木曽郡南木曽町で当時12歳の中学生が亡くなった土石流災害から、9日で12年です。この災害を教訓に、地元の児童などは防災への意識を高めました。

12年前に土石流が発生した、南木曽町の梨子沢沿いにある「平成じゃぬけの碑」。「じゃぬけ」とは、地元の言葉で土石流を意味します。

9日朝、町の職員が花を手向け、防災への誓いを新たにしました。

12年前の7月9日。当時、1時間に70ミリの非常に激しい雨が降った南木曽町。午後5時40分ごろ、中心部を流れる梨子沢で土石流が発生しました。この土石流で当時12歳の中学生が亡くなりました。

南木曽小学校では、この災害の教訓を生かそうと、防災学習会が行われました。

南木曽町 向井裕明町長
「黒い水がどんどん流れてきます。そして、こんな大きい災害になりました」

低学年の児童は、生まれる前の出来事です。ある取り組みで、命を守る方法を学びました。

「山から土砂が…」

災害の前兆や避難の方法が書かれた“防災かるた”です。取った手札をつなげて読むと…。

「山から土砂が流れ込んで、1階が埋まってしまうことがあるよ」

児童たちは必要な心構えを学びました。

児童は
「カルタを取ったときに合わせると、言葉が出来上がるのが楽しかったです」
「今度こういう大きい災害が来たときは、すぐに避難したいと思います」

12年前の災害の教訓は、次の世代へと受け継がれています。