香港前場:ハンセン2.4%高で反発、上海総合は0.5%上昇
8日前場の香港マーケットは、主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前日比560.35ポイント(2.38%)高の24057.24ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が239.27ポイント(3.08%)高の8009.53ポイントと反発した。売買代金は1883億8470万香港ドルとなっている(7日前場は1870億3680万香港ドル)。
押し目買いが優勢となる流れ。欧米や韓国、日本などが今年に入り、主要株価指数がそろって史上最高値を更新する中、香港マーケットは依然として昨年比マイナスで推移しているだけに、出遅れ感も意識されている。香港メディアが7日報じたところによると、モルガン・スタンレーは最新リポートで、中国株マーケットがアジアの主要市場に遅れをとっているとし、海外投資家が投資拡大の機会を伺っていると指摘した。また、中国景況感の改善や、中国の産業支援策などに対する期待感が改めて意識されている。中東地域の地政学リスクが再浮上したことや、中国指標の発表など気がかり材料はあるものの、指数は徐々に上げ幅を広げた。米中央軍が取引時間中に、「イランに対する空爆作戦は完了した」と表明したことも買い安心感につながったとみられる。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(レノボ:992/HK)が9.5%高、電子商取引(EC)中国最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ:9988/HK)が8.1%高、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が7.6%高と上げが目立った。
セクター別では、半導体が高い。SMICのほか、上海天数智芯半導体(9903/HK)が11.0%、華虹宏力半導体(1347/HK)が8.2%、海壁仞科技(6082/HK)が7.3%ずつ上昇した。そのほか、人工知能(AI)技術やクラウドなどの銘柄群も買われている。中国ハイテク産業のプレゼンス向上が期待された。ディープシークがAI推論向け半導体を自社開発すると伝わったほか、アップルが中国製メモリーの調達を検討しているとの観測も報じられている。ハンセン科技(テック)指数は4.3%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
石油セクターも物色される。百勤油田服務(2178/HK)が17.4%高、中国海洋石油(883/HK)が3.7%高、中海油田服務(2883/HK)が3.5%高で引けた。原油高が追い風。WTI原油先物は8日の時間外取引で、72米ドル/バレルを突破し、2週ぶりの高値を付けている。
中国の銀行セクターもしっかり。中国農業銀行(1288/HK)が4.1%高、中国建設銀行(939/HK)が4.0%高、中国工商銀行(1398/HK)が3.7%高、中国銀行(3988/HK)が3.5%高で前場取引を終えた。
半面、動力電池やリチウム採掘の銘柄群はさえない。天斉リ業(9696/HK)が5.8%安、江西カン鋒リ業集団(1772/HK)が4.2%安、中創新航科技(3931/HK)が2.3%安、寧徳時代新能源科技(CATL:3750/HK)が1.8%安と値を下げた。
本土マーケットは3日ぶり反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.52%高の4011.05ポイントで前場取引を終了した。ハイテクが高い。エネルギー、公益、銀行、海運なども買われている。半面、自動車は安い。消費、医薬、素材、不動産、軍需産業も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
押し目買いが優勢となる流れ。欧米や韓国、日本などが今年に入り、主要株価指数がそろって史上最高値を更新する中、香港マーケットは依然として昨年比マイナスで推移しているだけに、出遅れ感も意識されている。香港メディアが7日報じたところによると、モルガン・スタンレーは最新リポートで、中国株マーケットがアジアの主要市場に遅れをとっているとし、海外投資家が投資拡大の機会を伺っていると指摘した。また、中国景況感の改善や、中国の産業支援策などに対する期待感が改めて意識されている。中東地域の地政学リスクが再浮上したことや、中国指標の発表など気がかり材料はあるものの、指数は徐々に上げ幅を広げた。米中央軍が取引時間中に、「イランに対する空爆作戦は完了した」と表明したことも買い安心感につながったとみられる。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(レノボ:992/HK)が9.5%高、電子商取引(EC)中国最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ:9988/HK)が8.1%高、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が7.6%高と上げが目立った。
セクター別では、半導体が高い。SMICのほか、上海天数智芯半導体(9903/HK)が11.0%、華虹宏力半導体(1347/HK)が8.2%、海壁仞科技(6082/HK)が7.3%ずつ上昇した。そのほか、人工知能(AI)技術やクラウドなどの銘柄群も買われている。中国ハイテク産業のプレゼンス向上が期待された。ディープシークがAI推論向け半導体を自社開発すると伝わったほか、アップルが中国製メモリーの調達を検討しているとの観測も報じられている。ハンセン科技(テック)指数は4.3%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
石油セクターも物色される。百勤油田服務(2178/HK)が17.4%高、中国海洋石油(883/HK)が3.7%高、中海油田服務(2883/HK)が3.5%高で引けた。原油高が追い風。WTI原油先物は8日の時間外取引で、72米ドル/バレルを突破し、2週ぶりの高値を付けている。
中国の銀行セクターもしっかり。中国農業銀行(1288/HK)が4.1%高、中国建設銀行(939/HK)が4.0%高、中国工商銀行(1398/HK)が3.7%高、中国銀行(3988/HK)が3.5%高で前場取引を終えた。
半面、動力電池やリチウム採掘の銘柄群はさえない。天斉リ業(9696/HK)が5.8%安、江西カン鋒リ業集団(1772/HK)が4.2%安、中創新航科技(3931/HK)が2.3%安、寧徳時代新能源科技(CATL:3750/HK)が1.8%安と値を下げた。
本土マーケットは3日ぶり反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.52%高の4011.05ポイントで前場取引を終了した。ハイテクが高い。エネルギー、公益、銀行、海運なども買われている。半面、自動車は安い。消費、医薬、素材、不動産、軍需産業も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
