YouTubeチャンネル「アポロの野球・歴史探訪」が、「【プロ野球の応援団は普段なにをしている?】仕事やお金事情など知られざる実態」を公開した。動画では、プロ野球の応援団が普段どのような生活を送り、仕事と応援活動をどう両立しているのかを解説。応援団は球団職員ではなく、「全額自腹」で活動する一般ファンであるという知られざる実態を明かした。

動画の前半では、応援文化の歴史と現在のルールについて解説。かつては暴力団や反社会的勢力との繋がりが問題視された時期もあったが、2003年の「暴力団等排除宣言」を経て、2005年に「特別応援許可規程」が整備された。これにより、現在はNPBや球団から事前の許可を受けた団体のみが、鳴り物を用いた集団応援を行える厳格な仕組みになっている。

後半では、気になる応援団の日常について言及。毎試合のように球場にいることから「球団職員なのでは?」と誤解されがちだが、実際は「球団に雇われたスタッフではなく、私設の応援団として活動している人たち」だと説明している。平日には会社員や学生、フリーターとして本業を持ち、空いた時間を使って応援歌の作成や楽器の練習に励んでいるという。

さらに金銭事情については、応援団専用エリアのチケットは年ごとに購入しており、ビジター遠征時の交通費や宿泊費なども含めて「全額自腹」であると解説。トランペットは各自で所有し、太鼓や横断幕などは会費で賄うなど、時間とお金をかけてチームを後押ししている姿が紹介されている。

近年は球団演出と連動するケースもあるが、基本形はあくまで許可を受けた私設応援団である。時には周囲からの批判に悩むこともあるというが、日本の独自の球場文化が彼らの純粋な熱意と自己犠牲によって支えられていることが、深く理解できる内容となっている。