“歴史嘲笑”コールで物議の韓国高校球児「偶発的に歌った」…学校はAI謝罪文で炎上も

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スターバックス応援コール」で物議を醸す韓国の高校球児たちが、学校の独自調査に対し「偶発的に合わせて歌った」という趣旨の主張をしていることがわかった。

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野球協会と教育庁が別途調査と今後の手続きに関する議論に着手するなか、同校教員らが相手校を訪れ、謝罪の意を伝える計画だ。

7月1日、韓国教育界によると、培材(ペジェ)高校は野球部員に対する独自の真相調査で、光州(クァンジュ)第一高校に向けた応援コールが、事前に準備された故意の嘲笑や蔑視ではなく、偶発的なものであったとの回答を得たという。

培材高校の野球部員たちは「部員の1人が従来の応援コールに“スターバックス”を入れて替え歌にしたコールを叫び、偶発的に周囲が合わせて歌うことになった」と主張している。

培材高校野球部所属の一部選手は、先月28日にソウルの木洞(モクドン)球場で行われた第81回青龍旗全国高校野球選手権大会兼週末リーグ王中王戦の光州一高との試合中、相手ベンチに向かって身振りを交えながら「行かなきゃ、行かなきゃ、スターバックスに行かなきゃ」というコールを叫んだ。このうち1人の選手は「タンクデー」と叫ぶこともあった。

当該映像がインターネットやSNSを通じて拡散すると、培材高校野球部に対する批判が沸き起こった。

培材高校は波紋が広がるとホームページに1次の謝罪文を掲載したが、人工知能(AI)を活用した代筆謝罪文をめぐる論争が浮上し、公憤はさらに高まった。

これを受け、培材高校は先月30日に2次の謝罪文を掲載した。培材高校側は「今回の事態を単なる逸脱やミスではなく、倫理意識や歴史認識における総体的な崩壊から生じた事態と捉え、深刻に受け止めている」とし、「光州第一高校の野球部と関係者の皆様、光州市民の皆様、そして国民の皆様に改めて深くお詫び申し上げる」と発表した。

培材高校の教員ら教職員は、早ければこの日の午前中に光州一高を訪れ、謝罪の意を伝える予定だ。当該コールを叫んだ野球部の生徒や保護者たちも、訪問しての謝罪を議論している。

培材学堂総同窓会長も声明文を通じて「培材高校の選手らによる不適切な応援コールに関し、培材学堂総同窓会は惨憺たる思いで深い遺憾と謝罪の言葉を申し上げる」とし、「光州一高の名誉を毀損し、同窓生の皆様の心に深い傷を負わせた点について、培材に関わるすべての人を代表して心から許しを請う」と謝罪した。

不適切な応援で物議を醸した培材高校(下/画像=SNS)

大韓野球ソフトボール協会(KBSA)はこの日、スポーツ公正委員会を開き、今回の件に対する今後の対応を議論する。

KBSAは「関連する経緯や供述を総合的に確認し、事実関係を調査している」とし、「7月1日に協会のスポーツ公正委員会を開催し、関連規定に基づいて公正かつ厳正な手続きを経て、必要な措置を進める予定だ」と説明した。

スポーツ公正委員会は、明日2日にソウル・新月(シンウォル)球場で行われる予定の培材高校と順天曉泉(スンチョン・ヒョチョン)高校の試合を開催するかどうかも合わせて決定する方針だ。

光州第一高校のイ・ギュヨン校長は前日、ソウルのオリンピック会館内にあるKBSAを訪れて抗議書簡を提出し、それ相応の措置を取るよう要求した。

ソウル市教育庁も、培材高校の「5.18(光州民主化運動)嘲笑問題」に関する事実関係を確認中だ。同教育庁は前日に声明文を出し、「担当部署が培材高校を訪問し、事案の発生経緯、現場での制止の有無、選手の指導過程、学校の今後の措置および再発防止教育の計画を総合的に確認・点検する」とし、「必要な教育的措置が手続きに従って責任を持って行われるよう指導する」と述べた。

続いて「今回の事態を非常に厳重に受け止めている。歴史的な痛みを茶化したり、特定の地域を嘲笑していると受け取られかねない表現は、教育的に決して望ましくなく、学生スポーツの現場にあってはならないことだ」とし、「今回の件で傷ついた光州第一高校野球部の選手団や保護者の皆様、同窓生の皆様、そして光州市民の皆様に深くお詫び申し上げる」とした。

5.18の3団体(遺族会・負傷者会・功労者会)と5.18記念財団は、培材高校の一線を越えた歴史・地域蔑視の応援に対し一斉に批判声明を出し、教員団体も歴史歪曲や極右文化に対する政府一体となった対策を講じるよう求めた。

韓国では「5.18民主化運動」46周年を迎えた5月18日、スターバックスコリアがタンブラーシリーズをプロモーションする過程で「タンクデー」や「机にドン!」といった文言を使用した。

これが軍事独裁時代の象徴の一つとされる「タンク(戦車)」という言葉を強調したとして、5.18民主化運動やその犠牲者を侮辱にしたと批判を集めている。

「机にドン!」という表現も、民主化運動時にソウル大生のパク・ジョンチョル氏が拷問死した事件において、捜査当局が「机をドンと叩いたらアッと叫んで倒れた」と発表したことを連想させるという指摘が出ていた。

その後、スターバックスコリアは騒動を受けて、新世界グループ・イーマート部門の系列会社役員と韓国スターバックス本社従業員を対象に「歴史認識教育」および「社会的感受性教育」を実施することを発表している。

(記事提供=時事ジャーナル)