収納家具の「失敗しない」選び方4つ。“内寸”を測らないと引き出しや扉が閉まらない事態に
収納家具を増やしたのになぜか部屋が片付かない…。そんな経験はありませんか? 「原因はものの量ではなく、収納家具の選び方にあります!」と話すのは、整理収納アドバイザー1級のESSEベストフレンズ101エディターの篠えりさん。今回は、ありがちな失敗ポイントと、片付けがぐっとラクになる収納家具選びのコツをご紹介します。

1:外寸だけではNG。内寸を必ず測る

収納家具を選ぶときに見落としがちなのが「内寸」です。部屋に置くために外寸だけで判断しがちですが、いざ部屋に置けてホッとしたのも束の間、使いたかった収納ケースが入らない、扉を閉めるとスーツが挟まってしまう…など思わぬ落とし穴が待っていることも。

こちらは、扉や引き出しが閉まらないという例。棚板の奥行が25cmの本棚収納なのですが、市販の縦型のファイルボックスがはみ出ています。あと少しなのに扉が閉まらない残念な事態は避けたいものです。

こちらも、あと少しなのに市販の横型のファイルボックスを入れることができません。
このようにとくに使い勝手に直結するのが、「奥行」です。迷ったときの目安を以下にまとめました。参考にしてみてください。

実際になにを入れたいのか、それがすっきり入るのか、具体的にサイズを意識することが大切です。
2:棚板は可動式のものを選ぶ

左右に棚受けのダボ穴がある可動棚かどうか、また追加で棚板を購入できるかは、家具を選ぶポイントとして外せません。
棚板が少ない収納は一見すっきり見えても、実際には空間が余りがち。その結果、ものをつい積み重ねてしまい、取り出しにくく散らかる原因になります。
棚板を増やして収納するものに合わせて高さを調整すれば、スペースをムダなく使えます。今はホームセンターやネット通販でも手軽に棚板が買える時代(1枚2000円程度〜)。一枚たすだけで、収納量だけでなく、使いやすさも劇的に変わります。
3:カラーボックスは棚ごとに入れるものを決めてから購入

安価で軽く、簡単に購入しやすいカラーボックスですが、じつは使いこなすのが難しい収納家具のひとつです。入れるものを決めずに購入すると、「とりあえず置き場」になりやすく、気づけば使わないもののたまり場に…。
カラーボックスを使いこなしたいなら、棚ごとに具体的になにを入れるかを決め、入れるものに合わせて引き出しやボックスを追加するのがおすすめ。中身が定まれば、見た目も使いやすさもぐっと整います。

4:衣装ケースを重ねるのは2個まで
フタつきの衣装ケースは、どんなものでもポイポイ収納でき、積み重ねれば収納量が増えるので、人気の収納家具です。そのためつい増やしたくなりますが、ちょっと待って! 何段も積み重ねてしまうと、下の段が取り出しにくくなり、結局使わないまま放置される原因に。積み重ねは2段までにし、上段の衣装ケースの上に、ものを置かないのも鉄則です。
収納家具を買うときは、実際に使う場面をしっかり想像してみてください。使いやすさを優先すれば、しっかり機能して、部屋が片付けやすくなりますよ。
