気温が上がり、Tシャツ1枚で過ごしたくなる季節。でも、40代になってから「Tシャツが似合わない」「体操着に見えてしまう」と感じることはありませんか? じつはファッションアドバイザーのESSEベストフレンズ101エディター・勅使河原祐子さん(40代)もそのひとりでしたが、選び方の視点を少し変えるだけで、その悩みは解決できると気づいたそうです。今回は、無印良品で見つけた理想の1着とともに、失敗しない選び方を紹介します。

40代のTシャツ選び、鍵を握るのは「袖丈」!

今回ご紹介するのは、無印良品の「クルーネックワイド半袖Tシャツ 婦人」です。手に取った瞬間、その絶妙なデザインに驚きました。

大人がTシャツを着こなす最大のコツは、カジュアルに寄せすぎず、いかに「ニット」のような感覚で着こなせるか。そのために私が最も重要だと実感しているのが「袖丈」です。

無印良品の「クルーネックワイド半袖Tシャツ」婦人XLサイズ(1990円)。素材は、本体は綿100%、リブ部分は綿79%、ポリエステル21%。

私の身長は156cmですが、今回はあえてサイズを上げてXLを選びました。

選び方1:二の腕を隠してきちんと感を出す「5分丈の法則」

若い頃は短い袖丈でも健康的に見えましたが、40代になると、短い袖の白Tシャツを着たとき、どうしても「体操着」のような幼さや生活感が出てしまいがち。

そこで私が意識しているのが、肘に近い「5分袖丈」を選ぶことです。この無印良品のTシャツは、ドロップショルダーで袖丈が長めに設計されています。

気になる二の腕もすっぽりカバーしてくれて、肌の露出を抑えることでTシャツ特有のラフさが消え、一気に「落ち着き感」が出るのを実感。袖丈を意識しただけで、見え方が「部屋着」から「お出かけ着」に変わるのが、この商品のいちばんのポイントだと感じています。

選び方2:「ワイド」か「ジャスト」か。なりたい雰囲気で使い分ける

今回ご紹介した無印良品のアイテムは、ゆったりとした「ワイドシルエット」です。体型を拾わずリラックスして着られるのが魅力ですが、人によっては「少しメンズライクすぎる」と感じることもあるかもしれません。

そんなときは、「ジャストシルエット×袖丈長め」な1着を選ぶのがおすすめ。身幅がジャストサイズのものを選ぶと、フェミニンで上品な雰囲気が演出できます。

私自身、このワイドな無印良品のTシャツとは別に、体にフィットするジャストシルエットで、袖丈が長いTシャツももっていて、その日の気分によって使い分けています。

「ゆったりならよりカジュアル」「ジャストならよりきれいめ」と、なりたいイメージに合わせてシルエットを選ぶことで、より自分らしい着こなしが楽しめます。

選び方3:素材は「ハリ」と「適度な光沢」でニット風に見せる

次に大切なのが素材感です。くたっとした薄手の素材は、どうしてもだらしなさが出てしまいます。この無印良品のTシャツは、表面にほどよいハリと、上品な光沢があります。

実際に触ってみると、さらりとした質感で体に張りつかず、着用したときのシルエットがとてもきれい。この「肉厚感」と「ツヤ」があることで、Tシャツでありながらも、ニットのような雰囲気が出ます。「Tシャツは苦手」と諦めていた方にこそ、この5分丈の安心感をぜひ体験してみてほしいです。

今年の夏はこんな工夫を取り入れて、心地よい毎日を過ごしていきたいと思います。