篠田麻里子 飛躍のウラで…″神7″時代の葛藤『マリコさま』にずっと違和感がありました
理想と現実
「『AKB48』時代、″マリコさま″と呼ばれることが複雑でした。本当は王道のアイドルになりたかったし、″まゆゆ″みたいな可愛い呼び名がほしかった。良くも悪くも″マリコさま″が浸透したから、『好きな食べ物は焼き肉』なんてキャラに寄せたことを言うようにしていたんです。そんな自分に、最初はずっと違和感がありました(笑)」
’06年に『AKB48』に加入。第1回の選抜総選挙で3位に入り、’13年に卒業するまでグループの中心メンバーとして活躍した″神7″の一人、篠田麻里子(40)は、華やかなキャリアのウラで葛藤を抱えていた。
「ほかのメンバーより年上だったので、MVでは先生役が多かったんです。本当はみんなと一緒に生徒役をやりたかった。『なんで私だけ?』と悩んでいました。今だったら″むしろオイシイ″と思えるけど、若い頃は周囲とのギャップが辛かったんです」
国民的アイドルグループで″マリコさま″を演じ終えた篠田は卒業後、女優として飛躍した。現在放送中の連ドラ『サレタ側の復讐〜同盟を結んだ妻たち〜』(テレビ東京系)では、浮気した夫への復讐に駆られる忘我の女性を怪演。
7月クールのドラマ『おちたらおわり』(中京テレビ・日本テレビ系)では、タワマンの最上階に暮らすヒール役のセレブ妻を演じる。
「『サレタ側の復讐』は″サレ妻″たちが復讐同盟を結成するダークな物語なんですけど、現場は本当に和気あいあいとしています。『おちたらおわり』もかなりヘビーな役なので、放送が始まるまではワクワク半分、不安半分です。主演の宇垣(美里・35)さんとはラジオ番組で共演したことがあります。当時、彼女は現役のTBSアナウンサーでしたが、まさか連ドラで再会することになるとは(笑)。ウガちゃんの人柄はよく知っているので、現場にはすごく入りやすかったですね」
人気アイドルグループの一員から、異彩を放つ″悪役″のオファーが相次ぐ女優へと転じた篠田。転機となったのは、27歳でグループを卒業した後の「燃え尽き症候群」だったという。
「『AKB48』にいた頃、スケジュールは2年先までビッシリと埋まっていました。それが、卒業後は来週の予定すらゼロになった。何をすればいいのかまったくわからなくなったんです。体力もあって仕事はしたいけど、ここから先の私の夢って一体なんだろう? って。
あるとき、『海外に行こう』と思い立って、2週間くらいニューヨークに行ってみたんですよ。ブロードウェイで舞台を観ながら、″このステージに立っている人たちはとてつもない努力をしているんだろうな″と感銘を受けたんです。そしてようやく、『もう一度頑張ろう』と立ち上がることができました」
女優として再出発を図った篠田だったが、実はこの仕事にはコンプレックスを抱えていた。
6月4日発売の『FRIDAY 6月19日号』と有料版『FRIDAY GOLD』では、アタリ役を掴んだドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(テレビ朝日系)やAKB時代の多忙な日々などについて、篠田が赤裸々に語った内容を掲載している。
『FRIDAY』2026年6月19日号より
