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 NHKは4日、2028年度前期の連続テレビ小説(第118作)の制作発表・主演会見を行った。タイトルは「ほんのモキチ」で、ヒロインは女優・河合優実(25)が務めると発表した。脚本はヒットメーカー・宮藤官九郎氏が手掛ける。宮藤氏は「あまちゃん」以来15年ぶりの朝ドラ執筆となった。チーフ・プロデューサーは連続テレビ小説「らんまん」などで知られる板垣麻衣子氏。

 第118作目の連続テレビ小説は歌人・斎藤茂吉とその妻・輝子をモデルにした朝ドラ史上 「最も不仲な夫婦」の物語を描く。

 宮藤氏が朝ドラを手掛けるのは、13年放送の「あまちゃん」以来。能年玲奈主演で海女を目指す少女・天野アキの成長と、ローカルアイドルとしての活躍を描き、一世を風靡(び)した。

 宮藤氏は今作について「できれば実在の人物が良いなと。そして今女性が活躍する時代なので、自由に言いたいことをいう女性のキャラクターがいい」とコメント。「あくまでコメディをやりたい、そして夫婦の話がいいという思いで」といい、「斎藤輝子さんが茂吉さんっていう偉大な人に全く尽くしていない…これ朝から観たら楽しいだろうなって」と意図を明かした。

 河合は25年前期「あんぱん」でヒロインの妹役に抜てきされ朝ドラデビュー。24年放送で社会現象を巻き起こしたTBSドラマ「不適切にもほどがある!」でもタッグを組んだ宮藤氏の作品で満を持してヒロインに抜てきされた。現在の心境について「本当にスケールの大きいものなので、真ん中に立たせていただくっていうのは手放しにうれしいという喜びだけではなくて、お話いただいたとき心臓がバクバクして。その事しか考えられなくなっちゃうような魔力があるものだと思いました。今は覚悟が決まってやる気満々です」と意気込み、演じる輝子については「輝子さんの史実を知っていったり資料を読み込み始めたところなんですけど、凄く心が動いていて本当に魅了されていまして。生き方に驚くし感嘆するし笑っちゃうし。そのぐらい波乱の人生を歩まれてきたご家族だとお見受けした。事実は小説よりも奇なりという言葉が頭に浮かんでしまうくらい、盛る必要がないくらい面白い家族だと思います。今私が感じている魅力をどうやって演じようかなっていうのをこれから考えていきたい」としみじみと語った。

 27年度後期の作品(第117作)は未発表で、28年度前期の制作発表が先になった。