ゆりやんでも渡辺直美でもない…韓国とアメリカで”映画オファー”が殺到する「女芸人」の名前
光浦靖子がハリウッドで話題に!
日本の女芸人が海を越えて八面六臂の活躍ぶりを披露している。
ニューヨークを拠点にする渡辺直美(38歳)やロサンゼルスで勝負を続けるゆりやんレトリィバァ(35歳)だけではない。最近、思わぬ形で「海外勢」に割って入ってきたのがオアシズの光浦靖子(55歳)だった。
映画『スマッシング・マシーン』(5月15日公開)でハリウッドデビューを果たした光浦が、映画関係者から密かに注目を集めているという。ドウェイン・ジョンソン主演、ベニー・サフディ監督という本格派の作品で、演じたのは格闘技イベントの会見を仕切る通訳兼進行役だ。
「決して目立つ役ではないが、インパクト抜群の役なんです。関係者の間では『あの間の取り方が尋常ではない。最高だった』と評判になっています。光浦はいわゆる“日本人らしい顔”と“職人芸の間”を持ったハイブリッドタイプ。ハリウッドが欲しがるのは、ただ英語ができる日本人ではありません。画面に出た瞬間に“何かある”と思わせる存在感です。光浦の顔面力はまさにハリウッドの意に叶ったというわけです」(映画配給会社プロデューサ―)
光浦が所属する人力舎には、映画『スマッシング・マシーン』の評判を切っ掛けに新たなオファーが殺到していると言う。
「スケジュール確認が10件もあった」
「彼女の存在に驚いたのが韓国です。光浦指名でスケジュール確認が10件もあったそうです」(事務所関係者)
もっとも、この光浦よりもハリウッドにおいて名前が売れているのが渡辺直美だ。すでに扱いはVIP級だという。
「2021年に活動拠点をニューヨークへ移し、2026年2月にはピン芸人として東京ドーム公演を成功させた。吉本興業の発表では4万5000人以上を動員しています。さらに2026年春からの北米ツアーは大成功です。日本のバラエティで育った芸人が、いまや英語圏のエンタメ市場で勝負し売れっ子になっている。年収も5億円は軽く超えているそうです」(芸能プロ関係者)
渡辺と共に注目を集める女芸人が、前述したゆりやんレトリィバァだ。Netflix『極悪女王』で主演を務め、2024年に活動拠点をアメリカへ移した。
「お笑い賞レースの『THE W』と『R-1』を制した実績に加え、英語、演技、ダンス、映画監督業までこなしています。ゆりやんは知る人ぞ知る才女。英語もペラペラで地頭は抜群にいい。かつてゆりやんは、吉本興業が大反対するなか『絶対に売れたる』と言い切って渡米し、言葉通りになった。以前は吉本内でもイロモン扱いだったがゆりやんですが、いまや多くの芸人から一目置かれる存在です」(放送作家)
そもそもなぜ日本の女芸人が海外で受け入れられ始めているのか。その理由の一つは、体型や年齢、顔立ちを“欠点”ではなく“個性”として提示できるアメリカの独特な市場構造にあると言う。
「大谷翔平」効果も大きかった
「渡辺の大柄な体型、ゆりやんの変幻自在の身体表現、光浦の素朴で知的な日本人顔が受けている。日本のテレビでは『いじられる側』に回りがちな要素が、海外ではキャラクターの強度として見られているわけです」(民放バラエティ番組プロデューサ―)
さらに、ある芸能プロ幹部はこう分析する。
「日本のバラエティ番組は、空気を読んで、ひな壇で機能して、先輩後輩の流れに乗る能力が求められる。でも海外では、まず“あなたは何者か”が問われるんです。渡辺さんもゆりやんさんも光浦さんも、本気になって自分を表現しないと退場の憂き目を食らうんです。結果、死に物狂いで自分の見た目や声や間を武器に変えていくわけです。そこが強いんですよ」
もう一つ見逃せない要素が“大谷翔平効果”だという。少々飛躍に聞こえるかもしれないが、現在アメリカにおける日本人のイメージは、この数年で明らかに変わっているのだ。
「大谷がMLBの顔となり、2026年開幕時点でもユニフォーム売上でトップ級の人気を維持している。MLBと選手会の発表でも、大谷のユニフォームは米国、日本、世界で高い売れ行きを続けている。ロサンゼルスでは、大谷目当ての日本人観光客が増え、ドジャーススタジアムの日本語ツアーまで拡充されている。リトルトーキョーを含む地域経済にも波及した。つまり、大谷の活躍でアメリカ人は以前にもまして『日本人』に対し、好意的な視線を向けやすくなっている事情がある」(経済紙記者)
もちろん、大谷効果だけで女芸人が売れるわけではない。
「最後は実力です。渡辺にはステージを支配する華がある。ゆりやんには異物感を笑いに変える突破力がある。光浦には沈黙すら演技に変える間がある。日本のテレビ界では『変わり者』として扱われてきた女芸人たちが、ハリウッドで『唯一無二の表現者』として見られ億万長者になったわけです」(芸能プロ関係者)
次にハリウッドの扉を叩くのは一体誰なのか。少なくとも日本の女芸人たちはもはや“国内バラエティ番組の脇役”ではないということだ。チャンスさえ掴めれば大化け必至なのだ。
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