山形放送

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アメリカの調理学校の学生たちがこのほど、飯豊町の山あいの農家民宿などを訪れ、地元の郷土料理作りに挑戦しました。山菜や雑煮、イワナの塩焼きなどが提供されましたが、どのメニューが人気を集めたのでしょうか。

飯豊町の中津川地区で調理と食事の現地実習を行ったのはアメリカ南部・アーカンソー州にある「ブライトウォーター料理学校」の学生や教員など13人です。この学校では毎年海外の料理や文化を学ぶ実習をしていますが、ことしは初めて日本で実習することになり、東京や京都に加え、山形を訪問先に選びました。
山形が選ばれたのは、アメリカ在住の日本人コーディネターが飯豊町を訪問したことがきっかけです。一行は、先週の金曜日に来県。宿の女将など地元の女性3人から説明を受けながら中津川の郷土料理作りに取り組みました。

「山菜の一つワラビ、違う種類山菜のゼンマイ」

使用する主な食材は当日の午後に、民宿の女将が近所で採ったばかりの山菜です。協力しながら、雑煮や漬物、炒め物などを作ります。

「塩どのくらい?」「もうちょっと入れて混ぜてみて」

参加者は全員山菜を見るのも食べるのも初めてです。

「試食してみる?」「食べる」

山菜料理を完成させると、地元産のもち米を使って、餅つきにも挑戦しました。

「見たことがない。初体験」
「すごく楽しい」

餅には近くで採ったヨモギも加えますがヨモギも初めてのようです。

「匂いかいでいい?特に匂いはしない」

ほかにも、馬肉チャーシューや飯豊産の米沢牛、イワナの塩焼きなども提供されました。

「調理も上手だし山菜は柔らかくておしい野菜」
「馬肉チャーシューがローストビーフみたいでとてもおいしい」
調理学校講師「新しいことを体験できてとても刺激的だった。地域の方々の農業の取り組みだけでなくどのように台所とつながり季節を通じてどう保存されているのか知ることができた。」「そこには多くの時間とエネルギー、何世代にもわたって培われた文化や食材を育ててきた積み重ねが表れている」
アメリカ在住・コーディネート役外村仁さん「アメリカの人はシンプルなものを食べているので好きじゃないかと思ったが料理も楽しんでいたしどれもおいしいと食べていたので大変好評で見ててうれしかった」「大都市は世界中どこも一緒というのがあって日本の昔が触れることを皆が望むようになったのでぜひ自信を持って海外の人を呼んでくれれば」

一行はこの後長井市で田植え体験やしょうゆ工場を見学し、24日、大阪へ移動しました。受け入れを担当した「やまがたアルカディア観光局」は今後も、こうした体験ツアーを企画し海外から誘客に力を入れていくことにしています。